ルーキーが今日紅白戦、東北楽天・オコエ瑠偉選手、横浜DeNA・青柳昴樹、山本武白志選手スタメン

今日は東北楽天、横浜DeNAで紅白戦が予定されているが、東北楽天では今年のドラフト1位オコエ瑠偉選手と昨年のドラフト1位・安楽智大投手が対戦予定、また横浜DeNAは、甲子園で活躍を見せた大阪桐蔭出身の青柳昴樹選手や九州国際大付出身の山本武白志選手のスタメン出場が発表された。

ドラフト1位対決

東北楽天は今日行われる紅白戦に、ドラフト1位ルーキーのオコエ瑠偉選手を2番センターで起用することを決めた。また相手チームの先発には安楽智大投手が予定されており、ドラフト1位対決が見られそうだ。

安楽投手はオコエ選手が関東第一に入学した時に、センバツ大会で準優勝をしている。高校での対戦はなくこれが初対戦となる。安楽投手は「打たれたら安楽、オコエに打たれたと書かれるに決まっている。抑えにいきます。」と話した。オコエ選手は、「まだまだ。先です」とまだ打撃の課題が大きく、紅白戦での勝負にこだわる状態ではないと話した。

安楽投手も高校時代に150キロ超の速球を投げながら肘の故障から調子を崩し、プロ1年目はフォームの矯正などに取り組んだ。オコエ選手も打撃の課題を克服するために、今年1年間はプロになるための時間を過ごすこととなりそうだ。まずは安楽投手がその1年間の成果を見せるか注目したい。

ルーキー注目、横浜DeNA

横浜DeNAは今日の紅白戦のスタメンを発表した。

チームAではサードで育成ドラフト2位で指名された山本武白志選手がスタメンで起用された。またチームBではレフトにドラフト6位の青柳昴樹選手とドラフト4位の戸柱恭孝捕手、ドラフト3位の柴田竜拓選手が起用され、サードにはソフトバンクから移籍した白根尚貴選手が入った。セカンドには2年目の山下幸輝選手が入り、柴田選手との国学院大コンビとなった。

山本選手などはこの紅白戦で1軍首脳陣に印象を残しておきたい。遊撃手争いも2年目の倉本選手とルーキーの柴田選手で好プレーで競い合ってほしいし、捕手も候補4人が指名打者と捕手で出場しお互いを意識する事になる。

「打たれたら“安楽、オコエに打たれた”と書かれるに決まっている。抑えにいきます。真っすぐ勝負とは限りません。ムフフ。でも、打てるもんなら打ってみろぐらいの気持ちで真っすぐ勝負もいいかも」と安楽。