横浜DeNA、ドラフト2位の平田真吾投手に高い評価

横浜DeNAルーキーニュース

 プロ野球キャンプで注目されるルーキー投手達、横浜DeNAにはドラフト1位の柿田裕太投手、ドラフト2位の平田真吾投手、ドラフト4位の三上朋也投手がブルペンで登板をしているが、平田真吾投手の評価が高まっている。

 

巨人、広島スコアラーが警戒

 ドラフト2位の平田真吾投手の速球に注目が集まっている。巨人の村田善スコアラーは「平田君あたりは目が行きました。実戦でどれだけのボールを投げるか見ておきたい」と話し、広島の山田和利編成部編成課長も「正直驚いた。直球が想像以上に速いし、スライダーも切れがある。落ちる球があれば、抑えをできる可能性も十分ある」と話している。

 平田投手は首や上半身を大きく前に折って投げ込む迫力のある投球フォームが特徴で、昨年の都市対抗ではリリーフとして登板し2回を1安打2奪三振無失点に抑え、日本選手権では先発すると延長12回を投げぬき、2安打9奪三振で完封している。

 北九州市立大では3年生までは1試合の登板のみ、「大学では練習に出ないこともあったし、幽霊部員でした。公務員、消防隊員になりたいと思っていた」と話していたが、大学4年時に最後という事もあってか力を入れ始めると、秋のリーグ戦で5勝0敗、防御率1.15を記録して、目標をプロ入りへ変えた。

 先発もリリーフも出来る投手だが、今の所、先発陣はFAなどで獲得をして枚数が揃っているため、リリーフとして登板することになりそうだ。ドラフト1位の柿田裕太投手は球が動く、ドラフト4位の三上朋也投手はサイドからのキレの良い速球を投げる。即戦力3投手が横浜DeNAの投手陣を底上げしそうだ。

 あれは誰だ?DeNAのブルペンで他球団の「007」の視線を独占したのは、無名のドラフト2位右腕・平田(Honda熊本)だった。広島の山田和利編成部編成課長が「正直驚いた。直球が想像以上に速いし、スライダーも切れがある。落ちる球があれば、抑えをできる可能性も十分ある」とうなれば、巨人の村田善則スコアラーも「直球が速い。実戦でどう変わるかを見たい」と警戒を強めた。

 最速150キロを誇るが、球速以上の速さで打者に恐怖感を与える。その秘密は独特のフォームに隠されている。背負い投げのように豪快に右腕を振り切り、投げる瞬間に帽子が飛ぶほど首を縦に振って捕手から視線をそらす。利き腕は違うが、メジャーでも活躍したソフトバンク・岡島をほうふつさせる。しかし、岡島を意識したわけではない。「気づいたらこういう投げ方だった。投げる瞬間は見えている…、いや見えてないかも。でも問題ないです」と笑う。

 長年の泣きどころだった投手陣が、見事なまでの変わり身をみせた。阪神からFA移籍の久保、柿田、平田、三上の新人トリオ。2日連続で視察し、松井秀喜氏と同い年の村田善スコアラーが強い警戒心を言い表した。

 「計算できる投手が入り、新人は3人とも特徴がある。平田くんあたりは目がいきましたね」。過去2年で通算35勝4分け9敗とボコボコにしても、軽視できない。今後もチェックを強化する方針で「戦力的にプラスしかないし、手ごわくなる。ヒサも入ってチームが変わる気がする」と、さらに個人名を出した。

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