横浜DeNA・中畑監督、2軍視察で育成ドラフト2位の萬谷康平投手を評価

横浜DeNAルーキーニュース

 横浜DeNAの中畑監督は2軍キャンプを視察し、昨年の育成ドラフトで2位指名した萬谷康平投手に、「何で育成なの?俺の中ではブルペンでは即戦力の内容だった」と高い評価を示した。

 

185cmの苦労人

 萬谷投手は185cmの長身から最速143km/h、大体130km/h中盤の速球を投げる。阪南大高校から阪南大に進学し、その後、シティライト岡山で社会人野球を経験したあと、クラブチームのミキハウスREDSに移籍して野球を続けた。

 転機は昨年で、元千葉ロッテの山田秋親投手がチームに加わりアドバイスを受けると、山田投手とチームの2枚看板になるまで成長を見せた。そして全日本クラブ選手権では決勝まで勝ち進み、惜しくも優勝は逃したものの、箕島球友会を8回7安打2失点に抑える好投を見せてプロの目に留まった。

 

東北楽天・宮川将投手が1年目で昇格

 2012年の育成ドラフトで東北楽天に指名された宮川将投手が、2013年6月2日に支配下登録をされそのまま1軍に昇格し、8月にはプロ初勝利を記録している。日本シリーズでは危険球退場するなど良い投球ができなかったが、育成選手でも一気に1軍に昇格する可能性を示した。

 萬谷投手もこの高い評価を足場にして、今年中に支配下登録、1軍昇格、1軍初勝利というストーリーを描きたい。

 

 育成枠の新人右腕・万谷(まんたに)康平(26)=ミキハウス=にも熱視線。「何で育成なの? 俺の中ではブルペンでは即戦力の内容だった」と断言し「今年は(力の優劣で)1、2軍じゃない。調整している場所が2軍の施設というだけ。そう考えた方がいい。投手は特に、すごく層の厚さを感じる」と満足顔だった。

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