横浜DeNAはルーキー二遊間も、ドラフト3位・倉本寿彦選手と5位・山下幸輝選手

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 横浜DeNAは、今日26日の韓国LGとの練習試合で、セカンドを守る石川選手をレフトに、レフトの筒香選手をライトに回し、セカンドに山下幸輝選手、ショートに倉本寿彦選手を起用する。中畑監督も開幕二遊間の可能性も示した。

打撃も好調

 ショートの倉本寿彦選手、セカンドの山下幸輝選手、守備力がありドラフト会議ではそれぞれ3位、5位で指名された。しかし倉本寿彦選手はインコースを鋭く振り抜くスイングを、侍ジャパン監督の小久保氏や松井秀喜氏に注目され、山下幸輝選手もここまで実戦6試合に出場し13打数6安打、北海道日本ハムとの練習試合では斎藤佑樹投手からあと少しでサク越えの当たりを見せた。

 中畑監督も「争いは最後まで行くと思う」と話し、レギュラーの石川選手や、山崎憲晴選手との競争が続いていく事を示した。

 

我慢して育てる事が必要

 もちろん、中畑監督の発言は、山崎選手や石川選手に対する発奮の意味合いが強い。これまでプロでやってきた経験も、守備のレベルもやはり上だと思う。しかし、昨シーズンにこの二人が打撃で満足のいく結果を残せていないのも事実で、打撃が必要な場合には倉本選手、山下選手の起用も十分考えられるし、故障等に備え、控えの層が厚くなる事は大きい。

 また、二人とも守備力はアマチュアでは高い方だが、プロではこれからいろいろな経験をしていくだろう。広島の菊池涼介選手も、1試合3エラーなど苦い思いをして、12球団トップのセカンドに成長した。横浜DeNAは、内野手で獲得しプレーしていた梶谷選手、桑原選手などを我慢して使う事なく外野手に回し、石川選手もそこに加わろうとしている。そのため、外野手は荒波選手、関根選手など日本人での激戦区となっている。

 内野手を見ると毎年のようにドラフトで選手を獲得し、またロペス選手、バルディレス選手、そしてグリエル選手と外国人が揃う。多くの球団は打力のある外国人をレフトなどで使う形だが、横浜DeNAの場合には逆になってしまっている。

 メジャーリーグがキューバの選手を受け入れ始め、グリエル選手も来年はいない可能性が高い。それ以外の外国人選手も移籍などが激しく、内野手は4つのポジションとも不安定な状態と言える。我慢して内野手を育てる事が必要だ。

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