横浜DeNAのドラフト1位ルーキー・今永昇太投手が契約更改にのぞみ、新人王を獲得した阪神・高山俊選手と同じ2500万円アップの年俸4000万円で更改した。
8勝9敗
今永昇太投手は今年、オープン戦でも順調に結果を残して開幕ローテーション入りを果たした。序盤は好投をしながらも中々勝てない日もあったが、その後、勝ち星を重ね始めた。しかしオールスター前後では疲労もあってか球の切れが無くなり2軍で調整をすると、シーズン終盤にはローテーション投手としてチームのCS初出場に貢献した。
2500万円アップの4000万円の更改は新人王を獲得した高山俊選手と同額で、今永投手は「自分が思っている以上に評価していただき、びっくりしています。」と話した。「2桁勝利もしていないし規定投球回にも達していない。年間を通じて戦力になれなかったのが高山君との大きな差」とシーズン中のヒーローインタビューと同じく、意識の高さをうかがわせるコメントをした。確かにCSの広島との試合では序盤に大量失点をしてしまった。微妙な判定をボールと考慮され動揺した。
今永投手は「来季は必ず2桁勝利。チームで一番多くイニングを投げたい」と話した。また、2020年には横浜スタジアムが東京オリンピックの野球・ソフトボールの主会場となった事について、「ベイスターズを背負う責任を持って選ばれたい思いがある」とオリンピックの日本代表入りの目標を話した。来年春のWBCは難しいかもしれないが、2017、2018年で活躍をすれば、代表に手が届くだろう。
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今永は「2桁勝利もしていないし(135回1/3で)規定投球回にも達していない。年間を通じて戦力になれなかったのが高山君との大きな差」と反省の弁。普段は辛口の高田ゼネラルマネジャーは「春先に打線の援護があれば、あと3、4勝はできた。新人でこれだけやってくれたら何もいうことはない」と絶賛した。
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