広島ドラフト2位、九里亜蓮投手が持ち味発揮、嶺井博希選手との対戦はお預け

広島カープルーキーニュース

 広島がドラフト2位で指名した九里亜蓮投手、187cmの大型投手だが球速は140km/h前半で打たせて取る。それが特徴の投手だ。この日の横浜DeNAとの練習試合でも持ち味を発揮した。

 

内野ゴロ

 九里亜蓮投手は亜細亜大3年時に東浜巨投手を上回る防御率を記録し最優秀投手となった。試合では被安打が少ないものの、奪三振も一桁前半と、典型的な打たせて取る投手といえる。この日は初回に1アウト3塁からライト前にポトリと落ちるヒットで1失点をしたものの、そこから143km/hのストレートにカット、チェンジアップ、ツーシームを織り交ぜ、ブランコ選手を飛球に打ち取った後は、7者連続内野ゴロに打ち取り、九里投手の本領を発揮した。

 昨年春にドラフト1位指名を目指して球速を増し力を入れて10奪三振を記録した試合があったが5失点し生田監督からもエースを降格させられたことがある。秋はフォームこそ試行錯誤をしたものの、打たせて取るピッチングで6勝0敗で優勝している。プロでも打たせて取る投球が通用した事で大きな自信となったことだろう。

 

元女房との対戦は

 対戦した横浜DeNAには、亜大で4年間バッテリーを組んだ嶺井博希選手がドラフト3位で指名され入団している。この日、嶺井選手は途中から出場し、対決とはならなかったものの、シーズンに入れば二人の対戦が見られるだろう。九里投手の特徴を活かし巧みなリードを見せて最後の秋に明治神宮大会で全国制覇をした嶺井選手、今度はその投手と対戦する。九里投手が苦労するか、嶺井選手が苦労するか、対戦も見ものだ。

 

モリノミクス、株急騰 - 西日本スポーツ紙面:2014/2/24

 

 広島ドラフト2位の九里亜蓮投手(22=亜大)が25日、DeNAとの練習試合(コザしんきん)で実戦初先発。3回53球を投げ、2安打1失点と上々のデビューを飾った。MAXは143キロながら、特筆すべきは7個の内野ゴロを奪った、低めへの制球と多彩な変化球だ。「(自己採点は)30点。プロとの初対戦で楽しく投げられたけど、ゼロで抑えられなかったのが悔しいです」

 初回1死三塁で、梶谷に内角直球でバットをへし折りながらも、前進守備の二塁・田中の頭上を越される右前打。ただ、1点を失った後はブランコを左飛。内角カーブで一ゴロに仕留めた筒香を皮切りに、以降は7者連続で内野ゴロの山を築く。決め球に使ったのはツーシーム、カットボール、チェンジアップ。まさに変幻自在だ。

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