広島・大瀬良大地投手が4連勝、横浜DeNA・三上朋也投手が2セーブ目

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 広島の大瀬良大地投手はプロ6試合目の先発をすると、東京ヤクルト打線に6回途中まで9安打を浴び5失点と乱調だったが7三振を奪う意地も見せ、味方に助けられたもののプロ4勝目を挙げた。横浜DeNAの三上朋也投手は抑えに抜擢されて2セーブ目を記録、15試合を投げて1点しか奪われていない。

 

パワーピッチで4連勝

 プロに入ってからはパワーピッチングで力で抑え込む投球を見せている大瀬良大地投手、この日は5回1/3を投げて9安打も7奪三振と、ヒットも打たれるが三振も奪うというパワーピッチャーらしい投球内容になった。

 5回までは無失点に抑えたものの6回にバレンティン選手、雄平選手に連続ホームランを浴びるなどパワーで負けるて5失点、チームは13点を奪い勝利、大瀬良大地投手は4勝目を挙げたものの、反省のマウンドとなった。

 大瀬良大地投手は九州共立大で1年生から150km/hを出す力のある投手だった。しかし、3年生まではストレートは低めにも決まり、スライダーのキレ味もある投手でこれほど粗い結果になる投手ではなかった。大学4年になりストレートの力が増した分、失点もするようになってしまった事が今の投球内容に繋がっている感じだ。

 今年はこのスタイルでも良いかもしれないが、今後はさらに磨かれたスタイルなっていく必要があるかもしれない。ただし新人で既に4勝を上げ、新人王に向けて突っ走っている。ドラフト会議で3球団が競合するなど期待されながら、その結果を残していくのはやはりすごい投手なのは間違いない。

 

15試合で1失点

 また横浜DeNAの三上朋也投手はリリーフエースとして9回のマウンドを任せられるようになり、この日の巨人戦では1点差でマウンドに登り、先頭打者を四球で出したものの、140km/h後半のストレートと腕を横気味から出して投げられる鋭いスライダーでノーヒットに抑え2セーブ目をマークした。

 三上投手はこのカードの1戦目でプロ初セーブを記録し、その前は8回など中継ぎで登板してこれまで15試合に登板し1失点、防御率0.47と抜群の安定感を見せている。

 JX-ENEOSでは都市対抗の決勝など大きな大会の大切な試合で先発を任されてきた三上投手、プロでもその経験が活かされ動じない抑えの切り札となってゆきそうだ。

 

 まるで別人だ。5回まで4安打に封じながら、大量7点リードの6回に無死二塁のピンチを背負うと、得点圏に走者を背負った通算30打席目で、川端に初めて安打を浴びた。続くバレンティン、雄平に連続アーチを浴びると、なおも1死一塁とされたところで初めてイニング途中で降板。マウンドを駆け降りた。

 この乱調は引きずらない。九州共立大では3年まで29勝1敗だったが、ラストイヤーは9勝7敗と苦しみ、何度も涙を流した。過去にない1イニング5失点も経験。寮の自室に1人でいるのがつらく、同級生のマネジャー、玉井隼人さんの部屋で数か月生活した。それほど精神的に追い詰められていた。

 6回から長田、大原、ソーサが1回ずつ3人で片付けると、9回は新守護神のルーキー三上が登板。先頭の高橋由に四球を与えたが後続を断ち、2セーブ目を挙げた。「緊張しました。ホッとしています」。7回にクリーンアップを抑えた大原は「同点だったので一発だけは避けようと。最低限の仕事はできた」と振り返った。

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