東北楽天・嶋選手がドラフト9位・今野龍太投手の球を受ける

東北楽天ルーキーニュース

 東北楽天で昨年日本一の正捕手となった嶋基宏投手が合同自主トレをしている新人達と会い、投手陣の球を実際に受けた。嶋選手は「今年は特にドラフトで地元の選手が多かった」と地元選手の活躍にも期待した。

 

5人が東北地方出身

 ドラフト9位の今野龍太投手は宮城県岩出山高校出身、部員11人の野球部でプレーしてノーヒットノーランを達成するなど隠し玉候補とされていた投手だった。「どういう球を投げるのか興味があった」という嶋選手、「いいボールだ!」と声をかけながら受けていた。今野投手も「うれしかった。早く1軍に行って、嶋さんに球を受けてもらいたいと思っていた。」と話している。

 今年のドラフトでは2位の内田靖人選手と6位の横山貴明投手が福島県出身、ドラフト7位の相原和友投手は東陵高校から東北福祉大、七十七銀行、ドラフト8位の相沢晋投手も宮城県出身で高校は新潟の巻高校だが、石巻専修大から日本製紙石巻でプレーした。今野投手も含めて3人が宮城県出身でとなり、9人中5人が東北地方出身だった。

 東北のチームとして日本一となった東北楽天、地元出身選手が活躍する事でさらに盛り上がるだろう。

 

 コボスタ宮城室内練習場で行われた新人合同自主トレ第4クールの初日。ブルペン入りした背番号99の前に現れたのは、球界を代表する司令塔だった。緊張の表情を浮かべながらも、「いいボールだ!」「よっしゃ!」などという嶋の掛け声に励まされ、直球だけ37球を投げ込んだ。

 「うれしかった。早く1軍に行って、嶋さんに球を受けてもらいたいと思っていた。いずれはマウンドで投げたい」と目を輝かせた右腕。9日の入寮から体を大きくするため、毎食、茶わん約3杯相当の“メガどんぶり”でご飯を食べ、体重は約3キロ増えたという。

 嶋は「どういう球を投げるのか興味があった」と“女房役”を買って出た理由を説明。「今年は特にドラフトで地元の選手が多かった」と、東北ゆかりの新人に期待している。今野は「『東北の星』になれるように頑張りたい」と力を込めた。

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