ドラフト1位ルーキーが続々実戦へ、東北楽天・松井裕樹投手は2月23日、オリックス・吉田一将投手も22日、23日登板

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 各球団のドラフト1位ルーキーがここまで順調な仕上がりを見せ、オープン戦への登板が続々と決まっている。

 

実戦へ

 東北楽天のドラフト1位・松井裕樹投手はブルペンで力強い投球を見せ、星野監督が合格点を出した。そして「しかるべきタイミングで投げさせる。いいところで投げさせる」と話し、2月23日の巨人とのオープン戦でゴールデンルーキーを登板させる計画を明かした。昨年の日本シリーズのカードで松井投手はデビューする。

 また星野監督は「1イニングじゃつまらない。打たれるまで投げさせる」と話し長いイニングを投げる予定を明かした。甲子園のスターとして、高卒ルーキーという事ではなく、開幕ローテーションを狙う投手として考えている事が分かる。実践での登板で結果を残せば、開幕投手も見えてくるかもしれない。

 またオリックスのドラフト1位・吉田一将投手もこの日ブルペンで力強い投球を見せた。キャンプ中に右肩の張りを訴えたものの、この日の投球で、2月22日の中日とのオープン戦、または23日の東京ヤクルトとの練習試合で登板することが決まった。

 他にも、大瀬良大地投手、柿田裕太投手、杉浦稔大投手、石川歩投手、小林誠司捕手など即戦力ドラフト1位選手も順調に来ている。練習試合やオープン戦で力を試す時が来る。

 

 黄金ルーキーにふさわしいシナリオが用意された。松井裕が「2・23」に実戦デビューすることが決定した。対戦する相手は、強力打線を誇る巨人。これ以上ない相手との腕試しだ。

 星野監督の粋な計らいで、巨人戦デビューが決まった。「しかるべきタイミングで投げさせる。いいところで投げさせる」と、指揮官は今後の構想を明かしていた。具体的な登板試合こそ明言しなかったが、巨人は星野監督自らが「人生の宿敵」と闘志を燃やしてきた相手。さらに、死闘を尽くした昨季の日本シリーズの再現でもあり、注目度は高く、デビュー戦としてはこれ以上ない舞台だ。

 登板は先発を予定している。「1イニングじゃ、つまらない。打たれるまで投げさせる」と星野監督は話している。“顔見せ登板”ではなく、ルーキーの実力を試す真剣勝負のマウンドとして位置付けている。

  チームは16日のオープン戦・対ロッテ(石垣)を控えているが、吉田一は帯同せず宮古島市民球場に残って打者相手に投げ込む。第2クールでは予定されていたブルペン入りを回避するなど心配されていたが「右肩の状態はほぼ完璧に近い。打者の反応が早く見たいので楽しみです」と、笑みを浮かべた。

 順調にいけば、沖縄本島で行われる22日のオープン戦・対中日(北谷)、23日の練習試合・対ヤクルト(浦添)のいずれかで対外試合デビューとなる。

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