東北楽天ドラフト1位・安楽智大投手、143km/hどまりも先発として第1歩

東北楽天ルーキーニュース

 東北楽天のドラフト1位・安楽智大投手は、イースタンリーグの北海道日本ハム戦でプロ入り後、公式戦で初先発をした。球速は143km/h止まりで3回1アウトで1失点し降板したものの、手応えを掴んでいるようだ。

47球中39球が直球

 安楽智大投手はこの日、50球前後を目安に先発をし、初回に最速143km/hを記録、高校時代の157km/hを記録した剛速球はなりをひそめていた。しかし、3回までに47球を投げ、その内39球がストレートを投げた事に、意味があるようだ。

 安楽智大投手は済美高校1年生の秋に150km/hを記録するなど圧巻のピッチングを見せてセンバツへの出場切符を獲得した。センバツでは準優勝したものの772球を投げたものの、その後、春、夏も投げ続け、秋に肘痛を訴えている。

 センバツ以後は、疲労もあり痛みもあったと思われ、超高校級だったスライダーなど変化球に頼る事もあった。プロ入り後に東北楽天の小山投手に、「お前は直球が良くて入ってきたんだろう。今、変化球で抑えても2、3年後に壁にぶつかるぞ」とアドバイスをされ、酒井2軍監督からも変化球に頼る前のピッチングフォームに直すことを指示され、今は球速は140km/h台に落ちても、フォームを矯正する選択肢を選んだ。

 3回1アウトから3連打を浴びて1失点し降板した安楽投手だが、酒井2軍監督は「初先発としては十分」と評価をした。

 高橋光成投手のプロ入り後の成長などを見て、当初は焦りもあっただろうが、この道を選択した以上、焦らず時間をかけて欲しい。そして高校1年時の圧巻のピッチングをまた見せてほしい。

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この日は47球中39球が直球。「(先輩投手の)小山伸さんに『お前は直球が良くて(プロに)入ってきたんだろう。今、変化球で抑えても2、3年後に壁にぶつかるぞ』と言っていただいた。150キロを投げられるようになってから変化球を磨けばいい」。最速は初回の143キロ止まりも、157キロ右腕は真っすぐにこだわり抜いた。

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