東北楽天ドラフト1位ルーキー・安楽智大投手がプロ初勝利

東北楽天ルーキーニュース

 東北楽天の安楽智大投手が、6月18日のイースタンリーグ、東京ヤクルト戦で先発すると、5回を投げて7安打を許しながらも無失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。

最速142km/h

 高校1年から2年にかけての常時140km/h後半の速球を投げて抑えていた時と比べると、この日の最速は142km/h、「100球に1球ぐらいしか投げなかった」というフォークボールを投げるなど、スタイルは大きく変わった。それでも安楽投手は「2軍とはいえ、相手はプロ野球選手。自信になる」と話した。

 安楽投手はスライダーやフォークボールの変化球の精度も高く、18Uワールドカップではキューバに対し、球速は140km/h前半から中盤も、スライダーなど変化球も巧みに使って完封している。プロ入り後にフォーク改造に取り組んでいるとはいえ、そのあたりの感覚も素晴らしいものがある。

 普通のならばこれで満足かもしれないが、やはり安楽投手は150km/hを越す速球を投げてほしい。改造したフォームで球速アップも1からのスタートとなったが、視察した大久保監督も「慌てずにスピードを上げる練習を積んでほしい」と長い期間で150km/hの速球を取り戻すのを待つ方針を示した。

 高校1年、2年の良かった時のフォームで、常時140km/h後半を投げていた勢いを取り戻し、プロのユニフォームであの時の生きの良いピッチングを見たい。

最速は142キロ止まりで、ドラフト1位右腕の実戦を初めて視察した大久保監督は「慌てずにスピードを上げる練習を積んでほしい」と話した。

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