北海道日本ハム、ドラフト1位の有原航平投手が1軍合流

　北海道日本ハムはドラフト1位の有原航平投手が8日から1軍に合流する。15日のオリックス戦に先発出場する可能性がある。

　有原航平投手はこの日、イースタンリーグの埼玉西武戦で登板すると、最速152km/hなど150km/h以上を15球も記録し、大学で良かった時の剛腕に戻ってきているようだ。7回を投げて6安打1失点と好投し、これで2軍でやる事は無くなった。

　そして8日からは1軍に合流する。1軍のマウンドはスポニチでは15日のオリックス戦が有力としている。ただし栗山監督は「８日の翔平がメド。」と、8日のイースタンリーグ・横浜DeNA戦で登板する大谷翔平投手やメンドーサ投手の内容をみて、ローテーションを組み替える方針だ。

　「コンディションが大丈夫なら、そこでローテが決まってくる」と、大谷、メンドーサの復帰と共に、有原投手もローテーションに加わる見込み。チームは首位から陥落したものの、賭けていた2枚に有原投手も加わり、ますます強力な投手陣となりそうだ。

　ドラフト3位で一足早く1軍デビューを果たした浅間大基選手も、昨日デビューに続き、この日は2安打にタイムリーも記録するなど、輝きを見せている。新緑の季節、北海道日本ハムには明るい話題が続く事になりそうだ。

有原のギアが上がった。同じ新人の外崎を、この日最速の１５２キロ速球で空振り三振。プロ入り後は１４９キロが最速だったが、この日は１５０キロ以上を１５球計測した。早大時代の昨秋に痛めた右肘の不安は消えた。

指揮官は「８日の翔平がメド。コンディションが大丈夫なら、そこでローテが決まってくる」と説明。