北海道日本ハムのドラフト3位ルーキー・浅間大基選手が3試合連続安打

　北海道日本ハムもドラフト3位ルーキーの浅間大基選手が活躍を見せている。この日はタイムリー3ベースヒットなど2安打を記録し、デビューして3試合連続ヒットとなった。

　投手の場合は、高校生でも即戦力として期待し、活躍する投手も少なくない。しかし野手の場合は、高校時代は金属バットで打っていたり、打席や守備でプロの球の速さに慣れるまで時間がかかったりする。また体も成長途中にあって体ができ上がるまで時間がかかる場合もある。

　しかし、浅間大基選手は2軍の試合で、打率.323、2本塁打、21打点と、高校卒ルーキーながら、2軍でプレーするレベルを超えていたようだ。そして1軍でもデビュー戦でヒットを放つと、6日にはタイムリー2ベースなど2本のヒット、そして8日はタイムリー3ベースなど2本のヒットを記録している。

　埼玉西武の2年目の森友哉選手が、8日に早くも7号ホームランを放った。横浜DeNAも2年目の関根大気選手が1軍で活躍を見せている。

　高校野球では対戦相手のレベルが極端に変わるため、成績が参考にならなかったり、プロの投手にすぐに対応できるかを測るのは非常に難しい。それでも高校生出身の野手がこれだけ早くから活躍できるのであれば、状況も変わるかもしれない。

　高校生野手の力を測るために大学生との交流戦をしたり、またその先には、メジャーリーグのように高校のチームとプロのチームの対戦という話もでてくるか。高野連の牙城は高いが。