巨人ドラフト1位ルーキー・岡本和真選手が智弁学園で自主トレ

巨人ルーキーニュース

 巨人のドラフト1位ルーキー・岡本和真選手が智弁学園で自主トレを行った。6日には巨人の寮に入り、8日から新人合同自主トレが始まる。

年越し素振り

 岡本和真選手は「素振りで年越ししようと思った」と話し、昨年末の23:30から部屋で素振りを始め、1日0時に今年最初の素振りをした。一昨年、昨年と2年連続でノロウィルスとなってた事から外出を控えていたという。

 2日から智弁学園のグラウンドで同級生などと練習を始め、この日もキャッチボールとティーバッティングを160スイング、約2時間のトレーニングを行った。

 

サード

 岡本選手には原監督も「4番サード」を期待している。ただし岡本選手は肩は強いもののサードでのプレーはなかなか厳しく、高校野球では3年生になるとプロへのアピールもありサード等を守るのだが、それもせず打撃に専念してきた。

 それでも原監督は、2013年ドラフト2位のサード候補・和田恋選手を一時捕手のコンバートに挑戦させるなど、岡本選手をサードとして育てる意欲を見せている。ファーストならば打撃に専念できるだろうが、強力外国人やFA等で4番打者を獲得した時に毎年競争となる。サードを守れるようになれば長い間レギュラーを獲れる可能性が出てくる。ただし守備に気を使って打撃を崩す事もある。

 松井秀喜選手のようになるべく早い段階で自分のポジションを固めて、一流打者の道を歩んでほしい。

  「素振りで年越しをしようと思ってました。(新年)1発目に良いスイングをしようと思ったけど力みました。打席では3回は振れるので、2、3回目は良かったです」

 この日は午前9時ごろから約2時間半、同級生とともにランニングやキャッチボールなどで汗を流した。室内練習場では木製バットでトス打撃を行い、力みのないフォームから約160スイング。防球ネットに向かって鋭い打球をはじき返した。年末年始も自宅周辺のランニングや体幹強化などで「無休トレ」を敢行。「いつも動いていたのであまり変わりはない。本当に新年を迎えたのかな?と思います」と意識の高さをのぞかせた。

読売ジャイアンツの世代表(2014年版) | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page

 2日には同高でティー打撃。この日も同級生とのキャッチボール、ティー打撃などで、2時間たっぷり汗を流した。正月は一昨年、昨年と2年連続でノロウイルスに感染したため、今年は人混みを避けて初詣もなし。毎日30分間のジョギングを欠かさず、正月ムードなどどこ吹く風だ。

 原監督は「十分ある。最初から2軍でスタートしようというのはない」と1軍キャンプの可能性も示唆。6日に入寮し、8日から新人合同自主トレが始まる。黄金ルーキーは既に臨戦態勢だ。

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