巨人スカウトの意地、ドラフト2位・戸根千明投手と3位・高木勇人投手は1軍抜擢、1位の岡本和真選手はリタイア

巨人ルーキーニュース

 巨人の期待の即戦力、ドラフト2位の戸根千明投手とドラフト3位の高木勇人投手が1軍キャンプでスタートになる事が濃厚となった。ドラフト1位の岡本和真選手は腰の状態が悪く、別メニューでの調整となった。

初ブルペンで評価上昇

 戸根千明投手はこの日、ブルペンに入って初の投球練習を行うと、7割の力と言いながらも指にかかった球がスバスバと決まり、「ボールにしっかりとかかっていたし、初ブルペンにしてはいい具合でした」と自己評価をしていた。

 この日は1軍キャンプ入り選手を決めるために斎藤投手コーチが視察をしたが、「ビシビシだった。楽しみ。十分1軍に入ってくるだけの力がある。」と評価、「リリーフの方が入っていきやすいのかな」と、中継ぎのメンバーとして1軍キャンプ入りを示唆した。

 またドラフト3位の高木勇人投手もブルペン入りし、力を7割程度に抑えて投げるように指示を受けるなかでも、斎藤コーチが「無駄な動きが無く、スムーズに投げていた。軽く投げているように見えたけど、ズドンと行く感じで良かった」と話した。

 

即戦力を獲得

 巨人の今年のドラフトは1位は岡本和真選手を指名したものの、2位以降は実戦派の即戦力投手を揃えた。これは昨シーズン中に原監督が、大瀬良大地投手や又吉克樹投手、三上朋也投手など他球団のルーキーが活躍する姿を見て、「うちのスカウトは何を見ているんだろうね」とこぼしたという記事があった。

 そしてスカウトが意気込んで獲得したのが、戸根投手、高木投手、田中投手だった。3人とも実戦派の即戦力投手でスカウトの意地も見える。それだけに1年目から活躍が見られないと、本当にスカウトへの信頼が失われてしまう。

 スカウトの強い思いも背負い、戸根投手、高木投手の活躍が期待される。

 

岡本選手は離脱

 一方、ドラフト1位のルーキー・岡本和真選手はこの日、腰の張りを訴えて別メニューとなった。ウォーミングアップは他の選手と一緒に行っており重傷ではないようだ。

 打者は腰の痛みと長く闘ったり付き合ったりしなければならないが、18歳でまだ体も成長もしているだろうから、無理をせず伸ばしてほしい。

読売ジャイアンツ、過去のドラフト指名一覧 | ドラフト会議ホームページ2015 Draft home page

 巨人のドラフト2位・戸根(日大)と同3位・高木勇(三菱重工名古屋)の春季キャンプ1軍スタートが決定的となった。両投手は川崎市のジャイアンツ球場で初めてブルペン入り。川相ヘッドコーチ、岡崎2軍監督らが見守る中、捕手を立たせた状態で、ともに20球を投げた。

 1、2軍メンバーの振り分けは19日に発表されるが、斎藤投手コーチは「(1軍に)十分に入って行けるだけの力はある」とうなずいた。

  「前日(17日)から腰に軽い張りを訴えていたので、大事をとってきょうは別メニューにしました」と球団関係者は説明。高校通算73発の新人を一目見ようと多くのG党が詰めかける中、岡本は大声を出してウオーミングアップやキャッチボールを行っていた。だが室内練習場でのノックや打撃練習に、その姿はなかった。

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