千葉ロッテ、ドラフト1位、ドラフト6位の逆襲始まる

千葉ロッテルーキーニュース

 昨年の千葉ロッテは4人の大学生を指名した。ドラフト1位の中村奨吾選手、ドラフト2位の田中英祐投手、ドラフト4位の寺嶋寛大捕手、ドラフト6位の宮﨑敦次投手。その内、京都大の田中英祐投手とイケメンの寺嶋寛大選手の話題が出たものの、ドラフト1位の中村選手や宮崎投手の話題はあまり出てこなかった。しかしここへきて形成逆転になりつつある!?

ドラフト1位・中村奨吾

 ドラフト1位は中村奨吾選手だ。天理高校時には関西の注目内野手として、PL学園の吉川大幾選手(2010年中日ドラフト2位)や、履正社の山田哲人(2010年ヤクルトドラフト1位)と共に注目され、早稲田大でも1年生から出場し4年で通算11本塁打、打率.293を記録、器用さがありセカンドや外野手として出場し、大学日本代表でも活躍を見せた。

 千葉ロッテでは京都大出身の田中英祐投手が注目される中で、話題は小さくなりがちだったが、2月6日のフリー打撃では17スイングで1本のサク越えに5本のヒット性の当たりを記録し、守備でもシート打撃でサードに入り、難しいゴロをさばくなどプロの中でも高いレベルのプレーを見せている。

 伊東監督も「プレーは堅実で、声も通る。レギュラーを取ってくれればいい」と話すと、永野チーフスカウトも「素晴らしかった。既にプロ選手に囲まれ、化学反応を起こしている」と、プロの高いレベルでさらにプレーに磨きがかかっていると話した。

 中村選手は堅実なプレーの中にも爆発力があり、鈴木大地選手のような活躍は間違いなくできるだろう。

 

ドラフト6位・宮崎敦次

 宮崎敦次投手は注目されにくいのは仕方ない。ドラフト6位と言う事もあり、出身も広島国際学院大で関東では知名度は高くない。170cmの小柄な左腕投手という事もあり、マウンドの姿で目にもつきにくいのだが、投げる球で伊東監督の目を引いた。

 この日のシート打撃に登板すると打者7人を1安打に抑え、伊東監督も「もっと暴れるかと思ったが、制球も良かった。次が楽しみ」と評価した。

 宮崎投手は大学時代に146km/hのキレのある速球が評価されていた。同じ大学卒ルーキーの田中英祐投手に対し、「彼もライバルだし、負けたくない」と話す。左のリリーフやワンポイントとして貴重な戦力になりそうで、田中投手よりも先に1軍デビューの可能性は高い。

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 伊東監督は「プレーは堅実で、声も通る。レギュラーを取ってくれればいい」。
 三塁を守ったシート打撃では、三遊間に飛んだゴロに素早く追い付くと、難しいバウンドにグラブを合わせた。中村は「エラーもなかったし、だんだん良くなっている」と手応えを口にした。

 

 ドラフト6位左腕・宮崎敦次投手(22)=広島国際学院大=が11日、シート打撃に登板。打者7人を1安打に抑えた。伊東監督は「もっと(球が)暴れると思ったが、制球も良かった。次が楽しみ」と期待した。

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