東京ヤクルトのドラフト2位・風張蓮投手、神宮マウンドの相性の悪さ払しょくできず

東京ヤクルトルーキーニュース

 東京ヤクルトのドラフト2位・風張蓮投手がプロ初登板初先発をしたものの、1回1アウトから打者の頭部に死球を当てて危険球退場となった。わずか8球でのプロデビューとなった。

神宮との相性は最悪

 風張蓮投手は、東農大北海道ではチームのエースとして活躍し、リーグ戦を優勝して全国大会出場の常連だった。しかし主に神宮球場で行われる全国大会では、大学野球選手権では2番手投手として登板して四球を与えて1/3で降板、続く試合では激しい雨の中で先発するも3回4安打3失点で降板、また4年秋の明治神宮大会でも初戦で先発したが故障していた足の影響もあり1回で降板している。

 とにかく神宮のマウンドで結果を残せていなかった風張投手だったが、この日もまさかの8球での交代となり、相性の悪さを払しょくする事はできなかった。

 

制球

 風張投手は、イースタンリーグのデビュー戦でも初回1アウトから頭部に死球を与えて11球で退場となっており、1軍、2軍共にデビュー戦は初回で退場という不名誉なデビューとなっている。神宮との相性というよりも、まずは最低限の制球力が必要だ。

 ただし、昨日は先頭打者に144km/hの速球と鋭いスライダーを見せていた。高校時代に無名校のエースだったにもかかわらず、プロ11球団が注目した素質は十分高い。次の登板でも怖がること無く、腕を振って投げてほしい。

 神宮のマウンドも、いつかほほ笑む時が来るでしょう。そして、風張投手にとっても好きなマウンドになる日が来るでしょう。

122キロスライダーがすっぽ抜け、菊池の左側頭部を直撃した。マウンド上でぼうぜんとするドラフト2位右腕に、柳田球審は危険球退場を宣告した。

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
ドラフト会議ホームページ2024 Draft home page

コメント

  1. 去年とはだいぶマウンド変わったはずなんだけどね