東京ヤクルトがキャンプの割り振り決定、ルーキー2人が1軍スタート

東京ヤクルトルーキーニュース

東京ヤクルトは真中監督、衣笠球団社長などが参加してスタッフ会議を行い、1、2軍キャンプの選手の割り振りを行った。ルーキーではドラフト1位の原樹理投手とドラフト5位の山崎晃大朗選手が1軍キャンプスタートとなった。

期待高い

1軍キャンプスタートとなったドラフト1位の原樹理投手は、東洋大出身で昨年は2部リーグで春に8勝1敗、秋に6勝3敗と奮闘し、入れ替え戦でも駒大の今永昇太投手(横浜DeNAドラフト1位)と投げ合うなど3試合すべてに登板して1部昇格を果たした。右の即戦力として注目されていたが、ドラフト会議では高山俊選手を外した東京ヤクルトが1位指名していた。

低めに伸びる速球とコントロールとフォークボール、そして大学で威力を発揮したシュートで右バッターのインコースを攻めることができる投手。実戦派タイプで1軍キャンプでセリーグ覇者の打線を相手に結果を残すことが期待される。

ドラフト5位の山崎晃大朗選手は昨年春は2部リーグながら打率.333を記録して1部昇格に貢献、秋は1部リーグで打率.208に終わったが50m5秒台の俊足で7盗塁を記録した。外野手の高山俊選手をの獲得を逃したヤクルトが変わりの即戦力外野手として指名したのが山崎選手で、こちらも期待は高い。

 

昨年のドラフト1位2位も

また真中監督はスタッフ会議後に「竹下と風張も1軍です。」と話し、昨年のドラフト1位、2位も1軍キャンプ入りすることを話した。

竹下真吾投手はヤマハ出身で150キロを投げる左腕として2014年ドラフト直前に評価が急上昇し、安楽智大投手を外したヤクルトが1位指名した。即戦力として期待されたものの昨年は一度も1軍に昇格する事なく終わっていた。

また風張蓮投手は東農大北海道のエースとして活躍し、こちらも151キロを投げる右腕として注目され、2014年のドラフト2位では一番目の指名だったヤクルトがすかさず指名した。ファームで力のある投球を見せ昨年5月3日の広島戦で1軍昇格しいきなり先発を任されたが、1アウト後に頭部に死球を与えて危険球退場、結局1軍の成績はこれだけに終わった。

二人にとっては厳しい1年だったと思う。このキャンプで再スタートすることができるかにも注目したい。

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新人ではD1位右腕・原樹理(東洋大)とD5位の外野手、山崎(日大)の2人が1軍スタートとなった。真中監督は「(ともに2年目の)竹下と風張(かざはり)も1軍です。新人の2人は気負わずに自分のペースでやってほしい」と気遣った。

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