阪神ドラフト1位・横山雄哉投手、今日プロ初登板初先発

阪神ルーキーニュース

 阪神は今日21日の巨人戦に、ドラフト1位の横山雄哉投手を予告先発として発表した。横山投手はプロ初登板が初先発となる。

ドクターK

 横山雄哉投手は山形中央高校から新日鐵住金鹿島に進み、3年でプロ入りをしている。当初は制球力が課題で速球の球威は左腕から145km/hを記録していたが、どこにいくかわからない球だった。

 しかし昨年、都市対抗などで好投を見せると、侍ジャパン21U代表ではオーストラリア戦で3回8奪三振など、合計10イニングを投げて20奪三振と三振を奪いまくった。ドラフト時は素材型として育てるという方針だったと思うが即戦力左腕として期待された。

 だがその試合で痛みがありながら投げていた事が分かり、自主トレから別メニューで調整する事となり、北海道日本ハムの有原航平投手と同じようにゆっくりと2軍で調整を進めてきた。

 阪神は2014年のドラフトで有原航平投手を外し、山崎康晃投手を外して横山投手を獲得している。有原投手は先日に初先発で初勝利、山崎投手は球界を代表するリリーフとしてチームの快進撃を支えている。

 横山投手はファームの成績は2勝4敗、44回1/3を投げて防御率は3.05と良い数字ではない。しかし44イニング近くで36奪三振を記録し、ドクターKぶりを発揮しているようだ。

 三振を奪いまくる痛快なピッチングを期待したい。

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