阪神ドラフト1位・横山雄哉投手が7回1失点デビュー

阪神ルーキーニュース

 阪神のドラフト1位・横山雄哉投手がいよいよ甲子園のマウンドに上がった。巨人戦で勝利投手にならなかったものの、7回1失点と好投しチームの勝利に貢献した。

最速149km/h

 横山雄哉投手は初回をわずか9球で終えると勢いにのり、球速は自己最速タイの149km/hを記録した。5回、2アウト2,3塁の場面では大田選手を146km/hの速球で空振り三振に斬って取った。7回を投げて6安打5奪三振、ドクターKの横山投手の速球もさすがにプロ1軍ではバッタバッタと三振を取る事はできなかったが、伸びのある速球が低めに決まり、これからの活躍を予感させる。

 和田監督も「これを見せられたら次も使いたい気持ちになる」と話し、中西投手コーチも「直球に力があった。カーブでうまく緩急が使えていたし、変化球でストライクも取れる。何より7回を投げたことが大きい。」と話した。そして次回以降の1軍での登板について、「当然」と話した。

 

息の長い先発左腕へ

 山形中央、そして新日鐵住金鹿島時代は、左からの速球はアマチュア屈指の球威を誇ったものの、高めに浮くストレートは三振を奪える半面、制球が出来ていなかった。昨年秋の21Uではオーストラリア戦など3試合で10回を投げて20奪三振と、球威で押すピッチングができた。

 この日も目いっぱいの力を入れての投球を見せたが、これを1年間続けると負担が大きく、再び故障などの可能性が高くなる。今年はこれでいいかもしれないが、これから1軍のマウンドで100%の力を入れ無くても空振りを奪えるようなものを身に付け、長い間先発左腕として活躍できる投手になってほしい。

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「すごく緊張した」という初回はわずか9球で3者凡退に抑える最高のスタートを切った。3回まで無安打投球。5回2死二、三塁では大田を146キロ直球で空振り三振に斬り「出ちゃいました」と雄叫びをあげた。4月25日の2軍交流戦で巨人と対戦したときは3回1/3で9失点KOし、大田には本塁打も食らっていたがリベンジ成功だ。6回2死二塁でアンダーソンに左中間二塁打されて先制を許したが、7回1失点。プロ入り最速タイとなる149キロを計測するなど輝きを放った。

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