田中正義投手が侍ジャパントップチームへ

侍ジャパン 2016年ドラフトニュース

今年のドラフトの超目玉、創価大の田中正義投手は侍ジャパントップチーム入りすることが分かった。

招集は共通認識

侍ジャパントップチームの小久保監督は、昨年12月の侍ジャパン全世代の会議において、プロとアマを含めた最強チームを作る方針を説明し、アマチュアの選手を招集することを大学、社会人側より了承を得ていた。これは田中正義投手のトップチーム招集を意識したものとみられていた。そしてスポーツニッポンによると、関係者が「3月に田中を侍ジャパンに招集するという意向はすでにプロ・アマの共通認識となっている」と話した。

招集されるのはまず今年3月5日、6日に行われる台湾との強化試合で、侍ジャパンでも若手のメンバーが、または来年のWBCに向けた選手の選抜のため当落線上にいる選手を招集するものとみられる。その中に田中投手も加わるとみられる。今年秋にも強化試合が予定されており、そして来年春のWBCへとつながる。田中投手が春そして秋に好投を見せれば、来年3月にはプロデビューよりも先にWBCに出場する事になる。

 

投手に課題

昨年のプレミア12では先発の前田健太投手や大谷翔平投手は実力通りの結果を残したものの、リリーフでは同点に追いつかれたり逆転される場面もあった。WBCでは球数制限があるため、リリーフの選手層は勝敗に直結してくる。また前田投手がメジャーに移籍したことで、来年のWBCに出場できるかどうかはドジャースの方針次第となるため、先発も新たな候補を準備する必要がある。

プレミア12で出場辞退となった藤浪晋太郎投手や、昨年後半にブレークした西武の高橋光成投手、そして今年のルーキー投手も候補となるが、現時点で大谷翔平投手や藤浪晋太郎投手クラスと評価される田中正義投手が加われば、先発でもリリーフでもかなりの戦力になる。

田中投手は今年は大学4年となり、創価大でも大車輪の働きをする事になる。それに加えて侍ジャパントップチームや7月の日米大学野球の大学代表にも召集されるとなると、かなりの負担になり心配もされるが、できれば代表はどちらか1つにするなど配慮も考えてほしい。

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2016年度-大学生のドラフト候補リスト

正義、侍ジャパン招集 スポーツニッポン紙面 2016/1/15

 

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