田中正義投手と大谷翔平投手が共演、日本ハム入りラブコールも

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創価大の田中正義投手と北海道日本ハムの大谷翔平投手が都内で開かれたテレビ朝日ビッグスポーツ賞の表彰式で同席した。式には王貞治ソフトバンク球団会長も参加し、それぞれ田中正義投手について話をしている。

大谷翔平投手は同じチーム希望

昨年のプレミア12では韓国戦で圧巻のピッチングを見せた大谷翔平投手、来年のWBCではエースとしての活躍が期待される。そしてチームメイトとして加われば頼もしいと思っているのが、創価大の田中正義投手。同学年であり今年のドラフト会議で12球団が1位指名するかもしれないという投手だ。

この日も羽生結弦選手やレスリングの吉田沙保里選手など他のスポーツの有名選手がそろう中で大谷投手は、「お互い、いなかったら話す相手がいないのでよかった」と話し田中選手と会話をしていた。

また田中投手について「真っすぐが素晴らしい印象。真っすぐの精度が高いんだろうと思う」と3月の侍ジャパンではトップチームで共演の可能性がある右腕について話し、「そりゃあ味方の方がいいですよ」と、プロ野球でも同じチームになることを希望した。

 

王会長は暖かく見守る

福岡ソフトバンクの王貞治会長は大谷翔平投手と田中正義投手が並んで立つ姿を見て、「大きいね。われわれの世代とは体つきが違う。同じ年だしやりがいがあるのでは。2人の競演が楽しみだね」と話し、また「われわれとは目標が違う。今からターゲットを持ってしっかりとやっていけば。ファンの期待も大きい」と、王会長の時代には考えられなかったWBCやオリンピックでの世界一、そしてメジャーリーグでの世界一を目標にできる二人を見守っていた。

王会長は福岡ソフトバンクの会長でもあるが、第1回WBCでは監督としてチームを世界一にし、また東京オリンピックでの野球・ソフトボールの復活を目指す先頭に立っている。この日はソフトバンクの事よりもWBC、東京オリンピックでの二人の競演する姿を思い描いていた。

2020年の東京オリンピック、大谷投手、田中投手とも26歳でまさにエースとして活躍できる年齢だろう。大谷投手はメジャーに移籍している可能性が高く、東京オリンピックへの参加については分からない。しかしメジャーとの契約時には東京オリンピックに参加する事項も加えて、大谷投手、田中投手、そして阪神の藤浪晋太郎投手と同学年3人が金メダルをつける姿を見たい。

 「われわれとは(国際大会や米大リーグ挑戦など)目標が違う。今からターゲットを持ってしっかりとやっていけば。ファンの期待も大きい」

 東京五輪が開催される4年後はともに26歳。球界を代表する投手に成長して、日本の投手陣の両輪になることは夢物語ではない。王会長の言葉を伝え聞いた田中は「光栄です。国を代表して戦うことは誰でもできるわけではない。期待に応えられるように成長しないといけない」と気を引き締めた。

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