JABA・日立市長杯、セガサミー・浦野博司投手が5安打10奪三振で完封

社会人野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 社会人野球の日立市長杯、セガサミーは熊本ゴールデンラークスと対戦し、今年のドラフト候補の一人、浦野博司投手が完封勝利を挙げた。

 浦野投手は愛知学院大時代に150km/hを記録、140km/h中盤のストレートを低めに投げられる投手でドラフト候補となっていた。しかし、セガサミーに入ると勢いのある速球が無くなり、変化球中心となっていた。本来ならば今年の目玉クラスになる投手だったが、それほど名前は聞こえてこない。

 この日は3回まで1安打に抑えると、4回に2アウト満塁のピンチを迎えるも力を込めたストレートで打ち取り、その後もピンチを迎えるが、その都度ギアチェンジをして抑え、9回を5安打10奪三振で完封勝利を挙げた。

 浦野投手は「真っ直ぐの走りはよかったと思いますが、スライダーを含めた変化球があまりよくありませんでした。でも、悪いなりに抑えられたのでよかったです。最後まで何があるかわからないので、最終回もきっちりと投げました」と話すと、捕手の乗替選手も「浦野はしり上がりによくなっていきました。でも、まだまだ本調子ではないと思います。それは本人もわかっていると思う。たとえば、左打者に対するインコースへのスライダーがまだ決めきれないところがあります。本来ならもっとスライダーでクルクル空振りを取れるんですけど。でも、それでもしっかりと抑えますからね。やっぱりいいピッチャーですよ」と話していた。

 この投球がきっかけとなって、本来の、大学時代の調子を取り戻すことができれば、今年のドラフト戦線を最後にひっくり返すこともできる。

 

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