都市対抗野球の組合せが決定、富士重工・東明大貴投手は日立製作所へ補強

社会人野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 7月12日から開催される第84回都市対抗野球の組合せと補強選手が決定した。開幕カードはJX-ENEOS vs NTT西日本となった。

 今年のドラフトで上位候補に挙げられる選手としては、JR東日本・吉田一将投手とセガサミー・浦野博司投手、JR九州・加治屋蓮投手、パナソニック・秋吉亮投手、そして日立製作所に補強された富士重工の東明大貴投手が挙げられるが、1回戦で直接対決とはならなかった。

 注目のチームとしては小林誠司選手や柿田裕太投手、小田裕也選手のいる日本生命、昨年、都市対抗と日本選手権を制覇したJR東日本、今季好調なJR東海が挙げられるが、JR東海は初戦で東明大貴を補強した日立製作所と、勝利すると2回戦はパナソニックと三菱自動車岡崎の勝者と対戦し、準々決勝でもセガサミーなどのブロックの勝者との対戦となる。

 補強選手では今季は調子が良くないものの、昨年の都市対抗でプロからも高い評価を受けた七十七銀行の相原和友投手が日本製紙石巻へ、トヨタ自動車の上杉芳貴投手が東邦ガスへ、東海理化の金平将至投手が三菱自動車岡崎へ、三菱重工広島の鮫島優樹投手が伯和ビクトリーズへ補強された。

 いきなりの注目カードに、会場からはどよめきが起こった。元プロ選手が指揮を執るチーム同士の開幕戦。元近鉄のJX―ENEOS・大久保監督は「相手はプロで何億円と稼いだ名選手。胸を借りるつもりで頑張りたい」と、NTT西日本・佐々木監督を相手にチャレンジャー精神でぶつかることを誓った。

 昨年は都市対抗、日本選手権と夏秋連続日本一を達成した。今大会では61、62年に前身の日本石油が達成して以来、51年ぶりの2連覇が懸かるが「目の前の試合しか考えていない。ただ、(決勝までの)5試合を戦う準備はしてきた」と意欲を見せた。

 一方、ダイエーや西武などで活躍した佐々木監督は「アマでは向こうの方が実績が上。追いつけるようにしたい。接戦になると思うので、いい野球ができれば」と東京ドームでの激突を、楽しみにしている様子だった。

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