JR東日本・吉田一将投手に阪神、埼玉西武が視察、プロ志望表明し高校・大学の自分に晴れ姿を見せる

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 ドラフト1位候補の一人、JR東日本の吉田一将投手がプロ志望を表明し、12球団OKの姿勢を示した。

 吉田投手はこの日、東アジア選手権の日本代表合宿に参加し、練習後に「どの球団でも、指名してくれるなら12球団どこでもいいです」と話した。また吉田投手は高校、大学から「自分はずっとプロを意識してきた」と話した。

吉田投手は青森山田では控え投手で最後の夏も背番号13、甲子園に出場したものの登板機会は無かった。また日本大学に進学すると1年生の秋に2部に降格し、目立つ舞台に立つことはできなかった。

しかしそこで吉田投手の運気が変わる。これまで191cmの大型右腕だったが素質を見られていたものの、2部リーグで頭角を現し、4年春に4勝をあげてチームを1部に昇格させると、4年秋は1部リーグで亜大・東浜巨投手や中大・島袋洋奨投手と投げあいを演じた。

 しかしドラフト会議までには時間が短すぎて指名がないままJR東日本に進むと、JR東日本は1年目から都市対抗、日本選手権で準優勝、この夏も都市対抗準優勝と優勝に届かなかったが大舞台で活躍し、ドラフト1位候補の評価を不動のものにした。

 そして吉田投手はアマチュア野球のへの恩返しとして10月6日~15日まで、中国・天津でアジア選手権を戦う。この日は練習にも関わらず、阪神、埼玉西武のスカウトが視察に訪れた。10月2日には北海道日本ハムの2軍と練習試合を行い、プロのスカウトも多数詰め掛けるだろう。

 高い素質とともに、ずっとプロを意識し夢見ていた事が、今の吉田投手の実績と評価につながったのだろう。今年、ドラフト1位でプロ入りする。控え投手だった高校時代の自分、2部リーグで戦った大学時代の自分が、その晴れ姿を見て喜ぶのだろう。

  社会人のドラ1候補も、プロ入りへ“決意宣言”だ。第6回東アジア競技大会(10月6~15日、中国・天津)に出場する野球日本代表の直前合宿が27日、川崎市内のグラウンドで始まり、JR東日本・吉田一将投手(24)が参加。191センチの長身右腕は「ドラフトを意識しすぎてはいけないですが、自分の投球ができれば評価してもらえると思う」と意欲を語った。

 最速148キロの直球とスライダー、カーブ、チェンジアップ、ツーシームを操る。桐光学園・松井と同様に複数球団からの1位指名が予想され、合宿初日から阪神、西武などが視察した。2日には日本ハムとの練習試合(鎌ケ谷)で先発予定。多数のスカウト陣が詰めかけることになりそうだが、「普段どおりの姿でアピールできればいい」と平常心を貫く考えだ。

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