セガサミー監督に元千葉ロッテの初芝清氏が就任、2年間で主力4人がプロ入りでチーム建て直し

社会人野球ドラフトニュース 2013年ドラフトニュース

 社会人の強豪・セガサミーの監督に、元千葉ロッテの初芝清氏が就任する。

かずさマジックでコーチを経験

 初芝清氏は二松学舎大付から東芝府中、そして1988年ドラフト4位でロッテに入団したスラッガーで、同じく東芝府中からロッテに進んだ落合博満氏の背番号6を受け継ぐ事となり比較されて苦労もしたが、初芝選手は全力プレーで守備につくときに全力疾走するなど千葉ロッテの中心選手として活躍した。

 引退後は2007年からかずさマジックのコーチを4年間経験し、2010年には都市対抗、日本選手権に出場するチームとして生まれ変わらせた。今年は都市対抗でベスト4、日本選手権では優勝を果たした。打撃では目立った選手はいないものの、粘り強く、詰まった当たりのヒットで1点を奪う攻撃は初芝イズムを持っているのだろう。

相次ぐ卒業でセガサミーはピンチ?

 セガサミーは昨年のドラフトで、主軸選手の赤堀大智選手、宮崎敏郎選手が共に横浜DeNAに指名されると、今年は浦野博司投手(北海道日本ハムドラフト2位)、大山暁史投手(オリックスドラフト8位)と左右のエースがドラフトで指名された。投打の主力を欠く事となり、厳しいところからのチーム作りとなる。

 しかし楽しみな面もある。敦賀気比の捕手でセンバツでも活躍をした喜多亮太選手は、プロ志望をしたもののドラフトでの指名はなかった。指名されなかったときはセガサミーに進む事が決まっており、捕手として、主軸打者としての期待が高まる。

 また3年目のスラッガー・澤良木喬之選手や佐藤貴穂捕手、松延卓弥選手、それに木村佳吾投手や松永大介投手など大型投手など大学時代に注目されたおり、伸び悩んでいるこれらの選手の成長を後押しできれば、強豪として君臨しつづける事もできるだろう。

 今後は千葉ロッテとのつながりもありそうで、ドラフト的にも面白いことになりそうだ。

 社会人野球・セガサミーの新監督に、元ロッテ内野手の初芝清氏(46)が就任することが12日、分かった。すでにチームにあいさつを済ませており、年明けにも本格始動となる。

 初芝氏は、95年に打点王を獲得するなどロッテの主砲として活躍。05年に引退後は、07年から社会人野球・かずさマジックのコーチを4年間務めた。セガサミーは浦野博司投手(24)が日本ハムからドラフト2位指名されるなど投手陣は充実しているが、打撃力アップが課題。初芝氏の手腕が期待されている。

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