東京スポニチ大会に出場する注目選手

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 3月10日に開幕する社会人野球の東京スポニチ大会、注目の選手を挙げてみます。

 

Aブロック

 東京ガスは昨年、石川歩投手が1年間で急成長を見せてドラフト1位でプロ入りを果たした。それに続きそうな素質を持った投手が多い。難波剛太投手は昨年の日本選手権で完封勝利を挙げるなど、実力の高さを見せた。今年はエースとして勝ち星を挙げて行きそうだ。また地引雄貴選手は主軸として活躍しており、社会人屈指の打者として注目されている。50m5秒台の快足で、昨年12月の社会人日本代表合宿にも参加した遠藤一星選手などに注目したい。また1年目だが実力のある山岡泰輔投手も見られるかもしれない。

 JFE東日本は昨年の日本選手権で2試合で延べ11人の投手をつぎ込むという粗い試合を見せたものの、玉造直人投手、榊原響投手、鹿沼圭佑投手といった実力を持った投手が揃う。この中から一人、エースと呼べる存在が出てくれば良いが。野手では昨年東京六大学で主将として春・秋連覇を成し遂げた明大の中島啓喜選手が加わる。軸となりそうだ。

 Honda鈴鹿にも土肥寛昌投手など速球派投手が揃っている。また法大で首位打者にもなった大城戸匠理選手が入り、チームを引っ張りそうだ。大阪ガスにも184cmから146km/hを投げる小畑彰宏投手や、149km/hを投げる緒方悠投手、147km/hの平川貴大投手などがおり、Aブロックは激戦となりそうだ。

 

Bブロック

 NTT東日本は社会人NO1右腕の高木伴投手がおり、日立製作所には同じく侍JAPANのトップチームのユニフォームを着た岡崎啓介選手がいる。侍JAPANメンバー同士の対戦となる。

 日本新薬には2年前にドラフト候補となった杉上諒投手や沖野哲也選手など大型選手が揃い注目される。日本通運も強豪チーム。

 

Cブロック

 セガサミーは初芝監督となり初の大会となる。浦野博司投手や大山暁史投手が抜けたが、上武大の日本一右腕・横田哲投手や敦賀気比で選抜大会で活躍した喜多亮太捕手など楽しみな選手が入る。東芝は社会人屈指の打者・石川桜太選手や昨年1年目で活躍した萩野裕輔投手が共にドラフト候補として注目される。立教大時代にドラフト候補に挙がった松本幸一郎選手も今年は遊撃手に転向ということで、守備力でアピールしたい。

 新日鐵住金かずさマジックは昨年の日本選手権覇者、岡本健投手(2013年福岡ソフトバンク・ドラフト3位)と強力なリリーフ陣を形成した、打たれない左腕・加藤貴之投手はプロ入り確実と見られる。三菱自動車岡崎も注目。

 

Dブロック

 昨年都市対抗覇者のJX-ENEOSがいる。主軸の石川駿選手は都市対抗で大活躍も日本選手権ではイマイチだった。この春からが勝負となる。尾田佳寛投手、小室正人投手、江口昌太投手、山崎錬選手といった2年目の選手が中心となりそうで、新生JX-ENEOSも強そうだ。

 JR九州は加治屋蓮投手が抜け、共に150km/h右腕として注目された菊地翔太投手にも火がついただろう。高校時代に147km/hを投げた吉田奈緒貴が3年目で解禁となり、左腕の井上翔夢投手など質の高い投手陣。日本製紙石巻や明治安田生命にもどんな選手がいるか注目したい。

 

 今秋ドラフト候補に挙がる強打の左打者、石川は「冬はスイングスピードを上げることを意識して取り組んだ。勝利に貢献したい」。昨年は主に三塁を守った松本は今季は遊撃手として臨む。「スポニチは最初の大会なので、いいスタートを切れるようにしたい」と決意を口にした。

 昨年までのエース・三上がDeNA入りし、今秋ドラフト候補に挙がる尾田は「完投できるように大会まで投げ込んでいく。昨年は準優勝だったので、今年は優勝したい」と意気込んだ。最速150キロを誇る江口も「チームを引っ張っていければ」と力強く話した。

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