日本製紙石巻・伊東亮大選手が2試合連続ホームラン、塚本峻大投手が地元チーム引っ張る

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 スポニチ大会は日本製紙石巻が明治安田生命に勝利し、決勝トーナメント進出を決めた。投打に話題の選手が活躍を見せた。

 

2試合連続弾

 日本製紙石巻が決勝トーナメントに進出した。2-2で延長となり、タイブレークも10回は両チームとも無失点で迎えた延長11回、1点を勝ち越してまだ満塁のチャンスで打席に入ったのは、昨日も2ランホームランを放つなど4打点の活躍を見せた伊東亮大選手。この日もライトスタンドに叩き込む2試合連続弾、満塁ホームランで試合を決めた。

 194cmのスラッガーの打球には、やはり迫力がある。春にこの活躍を見せたことで、自然と注目されるようになるだろう。今年頑張れば、兄と同じプロの舞台に上がることになりそうだ。

 

ルーキー11回完投

 また日本製紙石巻は、先発したのがルーキーの塚本峻大投手、先発し初回に1失点したもののその後はテンポ良く投げ、「制球に自信がある」と言い切るコントロールで次々と討ち取っていく。タイブレークになっても2イニングを無失点に抑えるなど素晴らしいピッチングを見せて、10回1/3を9安打2失点無四球で完投した。

 塚本投手は利府高校時代に21世紀枠で甲子園に出場すると、ベスト4まで勝ち上がって旋風を起こしたエース。また東北学院大でも、東北福祉大が連勝を続けていた仙台六大学リーグで13季ぶりのリーグ優勝を果たすなど、仙台育英や東北福祉大ではなく、利府、東北学院大といった宮城のチームに甲子園や優勝をもたらすエースだった。

 そして今度は日本製紙石巻を決勝トーナメントに導いた。塚本投手が今度はどんな大舞台に地元チームを導くのか楽しみだ。

 

 延長11回に1点を勝ち越した直後の1死満塁から、5番・伊東が2試合連続となる一発を右越えに運び「2戦連続は初めて。満塁弾もこれまで記憶にない」。桐光学園出身の大砲は楽天入りした後輩の松井裕について「東北のチームですし気になりますね」と刺激を受けている様子だった。

 タイブレークにもつれ込んだ激闘を公式戦初先発のルーキー左腕・塚本が支えた。「楽しく試合ができました。任された試合を投げ切れてよかった」。大量5点の援護をもらった11回。その裏の1死満塁を遊ゴロ併殺で一気に仕留めてゲームセット。3年ぶりの決勝T決定に笑顔がはじけた。

 延長11回(10回1/3)を9安打2失点で完投。立ち上がりに先制点を奪われたが、慌てず無四死球の投球だった。「制球には自信がある。テンポ良く投げることを考えました」。利府高時代の09年、センバツ21世紀枠で甲子園出場。全4試合に先発し4強進出へ導いた。東北学院大3年時には先発として仙台六大学リーグ13季ぶりのVに貢献するなど経験は豊富だ。

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