日本製紙石巻の伊東亮大選手が3試合連続ホームラン、佐々木拓也投手が敢闘賞

社会人野球ドラフトニュース 2014年ドラフトニュース

 社会人野球、東京スポニチ大会はJFE東日本が優勝し、決勝に勝ち進んだ日本製紙石巻は初回から守備が乱れて7回コールドで敗れた。しかし決勝に勝ちあがるまで、伊東亮大選手が3試合連続ホームランを記録し、佐々木拓也投手が好投して敢闘賞に選ばれるなど投打にドラフト候補が活躍した。

3試合連続弾

 日本製紙石巻の伊東亮大選手がこの大会で一気に知名度を挙げた。JX-ENEOS戦でホームランを放つと、明治安田生命戦ではタイブレークに満塁ホームランを放ち、そしてこの日の準決勝・三菱自動車岡崎戦では7回に追加点となるソロホームランを記録、3試合連続のホームランとなった。

 194cmの左のスラッガーは桐光学園時代から注目をされていたもののレギュラーを奪う事ができず、大学も武蔵大でプレーする。弟の伊東昂大選手は投手として、盛岡大付に進むと2009年にドラフト5位で指名されている。体格では兄を超えており、期待されながらも実績を挙げられなかった。

 今大会は21打数8安打、3本塁打に3ベースヒット、2ベースヒットも記録し、抜群の長打力も見せている。大学から社会人になり3年目、同世代の井上晴哉選手が千葉ロッテで4番を打とうかという活躍を見せており、伊東選手も続きたい。

 

田中将大世代のドラフト候補

 また投げては佐々木拓也投手が準決勝で好投し決勝に導いた。佐々木拓也投手は予選リーグでもJX-ENEOSを完封して2勝を挙げチームの準優勝に貢献し、敢闘賞を獲得した。

 佐々木投手は田中将大世代で今年のドラフト候補の一人で、北海道栄時代には優勝候補でセンバツ出場を決めていた田中将大の駒大苫小牧が、チーム内の不祥事によりセンバツ出場を辞退し、補欠だった北海道栄が代わって甲子園に出場した縁がある。その後、八戸大(現八戸学院大)では塩見貴洋投手の2番手としてリーグ戦でも活躍してきた。

 キレの良いストレートと変化球をテンポ良く投げ、まずはこの大会で実績を積み、評価を挙げた。メジャーで活躍するであろう田中将大投手と共に、まずは社会人で活躍を続けて欲しい。

 

 大会を通して21打数8安打、3本塁打で打撃賞を獲得した伊東も3点を追う6回1死一、二塁で空振り三振に倒れた。伊東は「つないでくれたので、あそこで打たないと意味がない。まだまだ甘ちゃんなので練習します」。それでもチームは準決勝で三菱自動車岡崎を破り、初の準優勝に輝いた。2勝を挙げ、立役者となった佐々木は敢闘賞を受賞。「今回は結果が出て自信になったが、まだ投げ込み不足。一試合を通して安定して投げられるようにしたい」とレベルアップを誓った。

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コメント

  1. すみません、勘違いをしていました。訂正しました。ありがとうございます!

  2. あの~ 伊東兄弟は

    兄が「亮大」

    弟が「昂大」

    だとおもうのですが…