JR東日本が巨人の2軍とプロアマ交流戦を行い、先発した坂寄晴一投手が5回を投げて無安打無四球でパーフェクトに抑える快投を見せた。この試合には巨人の他、広島、北海道日本ハムなど4球団のスカウトが視察に訪れていた。
130km/h台ながらパーフェクト
坂寄晴一投手は180cmの左腕投手で、最速は139km/hと球速はそれほど速くない。しかしストレートを低めに投げると、カットボール等の変化球を低めに集め、巨人をパーフェクトに抑えた。先日のJABA岡山大会では航空自衛隊千歳を6回2安打、9者連続を含む11奪三振を記録していた。
阪神でローテーションで活躍している岩崎優投手(2013年ドラフト6位)とは国士舘大で1年先輩となり、球速は無いものの強気のコントロールで活躍している後輩と同じようなタイプの投手といえる。
4球団スカウト注目
この試合には広島や北海道日本ハムのスカウトが視察をした。北海道日本ハムの今成スカウトは「実戦向き、スライダーが良く、球種も多い」と話している。巨人も2軍とは言えパーフェクトに抑えられた事からも、坂寄投手の実力の高さは感じたことだろう。
この他にJR東日本は182cmのリリーフ左腕・飯田哲也投手も1回を無失点に抑えており、十亀剣投手や吉田一将投手など毎年のようにプロ野球選手を輩出しているJR東日本から、今年もプロ野球選手が誕生しそうだ。
JR東日本・坂寄、巨人2軍を5回完全 - デイリースポーツ:2014/5/10
130キロ台後半の直球にカットボールなどを低めに集め、プロの打者にまともな当たりを許さなかった。国士舘大で阪神・岩崎の1年先輩だった左腕は「交代してから完全に気づいた。自信になります」と笑った。
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