スポニチ大会、ホンダvs東京ガスの試合ではプロ注目の石橋良太投手と宮谷陽介投手が先発した。雨にぬかるんだマウンドで石橋投手が粘りの投球を見せ、8回1アウトまで無失点に抑え、降雨コールドで勝利した。
最速144km/h
ホンダの石橋良太投手は172cmと小柄ながら150km/hを記録する投手で、拓殖大時代から注目されている。この日は「めちゃめちゃ滑っていた」というマウンドながらコントロールも乱すことなく、最速144km/hで140km/h台のストレートとツーシームで打ち取り、8回1/3を4安打5奪三振無失点に抑えた。
この日は、阪神の中尾スカウトが視察し、「制球が良くなっている。カットボールとか変化球のキレもいい。おもしろい」と評価した。
石橋投手はドラフトについて、「意識しないで、結果を残す事だけ考えたい」と話した。これはプロ入りに向けて本気になっているように思える。良いスタートを切った。
宮谷投手は6回7安打3失点
一方、こちらも172cmながらキレの良いストレートを投げる左腕の宮谷陽介投手は、6回を投げて7安打3失点とまずまずの投球だった。2回に2失点、4回に1失点と粘りを見せる事はできなかった。
強豪・東京ガスの開幕試合を任された左腕、今年の活躍次第でプロ入りが見える。期待したい。
石橋雨に勝ち完封 日刊スポーツ紙面 2015/3/10
ドラフト候補ホンダ石橋7回“完封”//デイリースポーツ online 2015/3/10
視察した阪神の中尾スカウトは「制球がよくなっている。カットボールとか変化球のキレもいい。おもしろい」と高評価した。
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