東京スポニチ大会3日目、新日鐵住金かずさマジックの加藤貴之投手が大阪ガス戦に4番手で登板し、2回を1安打無失点に抑えた。
最速143km/h
加藤貴之投手はこの大会1日目の明治安田生命戦に先発したものの、6回まで11安打を許して4失点と視察した10球団のスカウトを不安にさせていた。しかしこの日は4番手での登板だったが、2回を投げて最速は143km/h、まだ本来の調子ではないものの、初戦よりは状態を戻した。
1日目の登板からシャドウピッチングを続けて腕の振りを取り戻した加藤投手は、「シンプルに考えて、思い切り腕を振ったのが良かった」と話した。
8球団スカウト視察
この日は初日より減ったものの8球団のスカウトが視察に訪れた。阪神・平塚克洋スカウトは「前回より良くなっていた。本来の腕の振りができていた。評価するのはまだまだこれから」と話した。
昨年はドラフト上位候補にも名前が挙がりながら残留を決意した加藤投手、その思いを胸に1年間戦う決意をしているのだろう。最終的な目的である都市対抗や日本選手権での活躍で、プロ入りに近づく事ができるか、そしてプロ入りに花を添えることができるか、また無理して故障しては元も子もない、無事に秋まで行けるか注目は続く。
新日鐵住金かずさマジックのドラフト候補選手の動画とみんなの評価
ネット裏には8球団のスカウトが視察に訪れ、担当の阪神・平塚克洋スカウトは「前回より良くなっていた。本来の腕の振りができていた。評価するのはまだまだこれから」と話した。
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