日本通運・渡辺圭投手が好投、西濃運輸はドラフト候補投手が精彩欠く

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 社会人野球JABAベーブルース杯では、日本通運が中日ドラゴンズ2軍と対戦し、ドラフト候補の渡辺圭投手が8回に3失点したものの、7回まで1失点の好投を見せた。ルーキーの大谷昇吾選手は中日の山内投手からホームランを放ち、来年のドラフト指名へ弾みをつけた。

プロ入りへ前進か

 日本通運・渡辺圭投手は、171cmの左腕投手だが最速146km/hの速球を投げ、東海大時代にエースとして活躍すると、社会人1年目のキャンプで阪神のスカウトが注目をしていた。

 昨年は目立った活躍はできなかったものの、今年に入り結果を見せ始めると、この日の中日ドラゴンズ2軍との対戦では、7回まで1失点と好投、8回に3失点したものの9つの三振を奪う力投を見せて、プロを相手に通用する所を見せた。これから実戦派左腕投手として都市対抗予選、本戦で好投することがあれば、ドラフト中位あたりで指名がありそうだ。

 また、日本通運は6回にルーキーの大谷昇吾選手が、山内投手からホームランを放った。大谷昇吾選手は、樟南高校時代から小柄ながらパンチ力もあるセカンドとして注目され、上武大でも1番セカンドでリーグ戦でホームランを連発するなどドラフト候補にも上がった。しかし、高校卒業時の2010年、大学卒業時の2014年にプロ志望届を提出したもののドラフトでの指名は無く、日本通運に進んでいた。

 プロの投手を相手にホームランを放った事で、2度のドラフトでの指名漏れも「やれる」と自信を持ったと思う。来年は3度目の正直となってほしい選手。

 

西濃運輸のドラフト候補は精彩欠く

 一方、西濃運輸は、高校時代に日本代表にも選ばれた野田昇吾選手投手が東京ガス戦に先発したものの、4回で4失点でマウンドを降りた。またリリーフした六信慎吾投手も8回に5安打で4失点と結果を残せず、西濃運輸はグループリーグで敗退した。

 共に147km/hを記録するプロ注目の左右の投手、六信投手は今年解禁だが、大学時代から制球の課題があり、今年はまだ厳しいようだ。昨年都市対抗優勝の西濃運輸は、エースの佐伯投手が奮闘する中で、若手の成長に期待したいが、まだ思うような成長が見られない。

日本通運のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

西濃運輸のドラフト候補選手の動画とみんなの評価

2015年度-社会人投手-左投のドラフト候補リスト

グループL敗退 西濃運輸  中日スポーツ紙面 2015/5/6

 

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