王子・近藤均投手、延長11回力尽くも3試合28回1/3を無失点、日本生命・清水翔太投手が11回完封

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 都市対抗野球準決勝の日本生命vs王子戦は、先発した清水翔太投手、近藤均が延長10回まで無失点の投手戦となった。近藤投手は1回戦2回戦で完封しこの日も好投を見せていた。

延長11回に涙

 近藤均投手は福知山成美から関西大を経て王子に進み3年目、最速145km/hの速球を投げる安定感のあるエースとして活躍をしている。今大会でも1回戦のセガサミー戦では4安打9奪三振で完封、2回戦のHonda戦でも6安打4奪三振で2試合連続完封勝利を挙げていた。

 準々決勝を勝ち上がった王子はこの日も近藤投手を先発に立て、近藤投手も10回までを無失点に抑えるピッチングを見せた。しかし11回、先頭打者にシュート回転した真ん中の球を打たれて2ベースヒット、送りバントでランナーを進められ、上西主起選手にカットボールをレフト前に運ばれて1失点、サヨナラ負けを喫しマウンドでひざまづいた。

 今大会は28回1/3を投げて1失点、十分のという球を見せた。140km/h前半の球を軸に打たせて取るピッチングはプロのスカウトには評価されにくいかもしれないが、これを続ければ立派な評価となる。秋も続けて名前が挙がってくれば、この日の涙は近藤投手を語る際の一つのエピソードとなる。

 

清水翔太投手も好調

 日本生命の先発、清水翔太投手も好調だった。清水投手は中京大出身で4年春まで2部でプレーし、秋に1部に昇格して2完封、日本生命でも1年目の昨年の都市対抗では4番手で登板しキレの良い速球を見せていた。

 今年は良い時は素晴らしいピッチングを見せるが、調子の波が激しく2次予選も主にリリーフで登板していた。しかし昨年も好投を見せた都市対抗本戦では昨年王者の西濃運輸戦で先発し、6回1/3を3安打6奪三振無失点に抑えると、この日は延長11回を一人で投げ抜き、6安打6奪三振4四死球で無失点と好投を見せた。

 球速は143km/hながら、キレのある速球は昨年から注目されている。一試合を完全に任されたことで、これが自信となり秋の戦いでも好投を見せれば、ドラフト会議での指名が見えてくる。

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