侍ジャパン社会人代表、台湾にも敗れて3位

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侍ジャパン社会人代表は結果を残せなかった。昨日は韓国に9回裏に逆転サヨナラ2ランホームランを浴びて敗れると、この日の台湾戦ではよい処がなく1-3で敗れ、アジア3位となった。

若手選手が苦い経験

韓国、台湾に屈しアジア3位となった。この日の台湾戦は来年のドラフト1位候補の山岡泰輔投手が先発したものの、初回先頭打者を内野安打で出塁させ、エラーと四球でピンチとなったものの、ここは連続三振で無失点に抑えた。

3回にも2つの四死球でピンチを背負いここも無失点に抑えたが、5回は2本のヒットと四球で満塁のピンチを招き、ここで山岡投手は降板する。リリーフしたのは再来年のドラフト1位候補の田嶋大樹投手だったが、田嶋投手は三振を奪い2アウトとしてから押し出しの四球を与え降板した。リリーフしたのは酒居知史投手、このピンチはライトライナーで何とか抑えたものの、7回に同点に追いついた裏にホームランを浴びて再び勝ち越しを許した。

その後はベテランの阿部正大投手、片山純一投手が登板したが片山投手が1イニングで4安打を許して追加点を奪われ1-3で敗れた。打撃では7安打も散発に終わり、9つの三振を奪われて1点に抑えられた。

 

社会人野球に課題

侍ジャパンは大学代表が台湾と同時優勝となったものの優勝を果たすと、U18代表も決勝に勝ち進みW杯で準優勝の成績を残した。社会人代表も来年、再来年のドラフト上位候補投手にベテランも加わってベストで臨んだものの、紙一重だったとはいえ韓国、台湾に敗れ結果を残せなかった。

今年のプロ野球で、小笠原道大選手や和田一浩選手などが引退をする。二人とも社会人野球出身のスラッガーとして活躍を見せていた。かつては松中信彦選手など社会人出身のスラッガーも期待されたが、最近はドラフト上位候補に入る社会人野手は、捕手くらいしかいなくなった。

今大会は若手投手も精彩を欠いたが、各チームのレジェンドといわれるベテラン選手が名を連ねる打線だった。素晴らしい選手がそろい実績も十分なのだが、そのレジェンド選手を追いやるような若手野手がいない現状に、社会人野球に危機感を覚える。

かつて金属バットだった頃は打撃のチームも多かったが、木製バットとなり投手が良ければ勝っていけるようになると、打者よりも投手中心のチームがほとんどになった。木製バットでも振り回して長打力で勝ち上がるようなそういうチームが出てくれば、社会人野球にも華が戻ると思う。野手の育成に期待をしたい。

2015年度-社会人内野手のドラフト候補リスト

2015年度-社会人外野手のドラフト候補リスト

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