2016年ドラフト候補の傾向(社会人)

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2016年の社会人選手のドラフト候補の傾向を見てみます。

社会人のドラフト候補の傾向

2015年のドラフト会議では社会人のドラフト1位指名選手が0人で2002年以来の出来事となった。全体でも116人のうち社会人選手は26人、特に野手の注目選手があまり出てこない状況が続いている。選手の入れ替わりも少なく停滞した状態になっている。プロ野球側も福岡ソフトバンクを中心に育成枠をつかって選手の育成に重点をおく球団も増え、社会人野球の存在感を示すことが、課題となっていきそうだ。

その中で今年はドラフト1位に確実に入ってきそうな投手がいる。東京ガスの山岡泰輔投手は150キロを投げ、リリーフとして一昨年に活躍を見せた。昨年は先発に挑戦しやや苦労をしており気になるところだが、高校時代から評価の高い選手。また右腕投手では大学生と比較しても総合力でトップクラスに入る酒居知史投手もドラフト2位では残っていなさそう。

他にも右腕では大学時代から注目のかずさマジック・玉井大翔投手は総合力も高く、JR東日本の進藤拓也投手、日本生命の小林慶祐投手、パナソニック・北出浩喜投手、トヨタ自動車の七原優介投手、JR北海道の吉岡慎平投手、日本製紙石巻の宝利亮投手などは140キロ後半の速球を投げる速球がある。今年実績を残せばドラフト上位に入ってくる力が十分。

左腕投手は今年もドラフト候補だった日本生命の清水翔太投手や三菱重工長崎の大型左腕・甲斐翼投手などが挙げられるが全体的に数が少ない。

野手の候補

野手では、捕手でセガサミーの喜多亮太選手とNTT西日本の大城卓三選手、内野手で東京ガスの中山悠輝選手とJX-ENEOS・糸原健斗選手、トヨタ自動車・源田壮亮選手、大阪ガスの峰下智弘選手、外野手では東京ガス・小野田俊介選手、トヨタ自動車・水野一世選手などの名前が挙がる。

大城選手や源田選手、糸原選手、峰下選手、小野田選手などは大学時代も注目されており、その評価+αでプロ入りを果たしたいし、上位指名される可能性もあると思う。また高校卒で活躍を続けてきた中山選手、喜多選手は年齢的な若さもあり一気に評価が上がる可能性もある。

傾向

今年はドラフト1位指名0人という事はなさそうだが、大学生右腕の存在感に圧倒されそうだ。また遊撃手や左腕投手でも大学生や高校生の方が注目される事になりそうだ。

高校、大学でプロ入りする事ができず悔しい思いをしている選手もいるだろう。高校や大学のように3年、4年といったはっきりしたタイムリミットが無い事は、逆にモチベーションを高めるのに難しい所もある。しかし社会人でプレーできるのも長くても10年前後だろう。プロ入りとなれば27歳前後が限度と考えると、高校卒で約10年、大学卒で5年しかない。強い精神力で1年1年を大切にプレーしてほしい。

2016年度-社会人投手-右投のドラフト候補リスト

2016年度-社会人投手-左投のドラフト候補リスト

2016年度-社会人捕手のドラフト候補リスト

2016年度-社会人内野手のドラフト候補リスト

2016年度-社会人外野手のドラフト候補リスト

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