東京ガス・山岡泰輔投手に日米13球団、10Kも2本被弾

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東京ガスのドラフト1位候補・山岡泰輔投手が今年初の公式戦に登板し、完投したものの7安打4失点で敗戦投手となった。しかし147キロの速球で10個の三振を奪い、プロのスカウトも高い評価をしている。

力負け

山岡泰輔投手はこの日は最速で147キロを記録、得意のスライダーも織り交ぜて10個の三振を奪うなどしたものの、2本のホームランを浴びるなど8回を投げて7安打4失点、課題を残すピッチングとなった。

山岡投手は一昨年はリリーフとして150キロの速球を投げ、相手を寄せ付けないピッチングを見せていたが、昨年は先発で変化球も多めになり、やや苦しい投球も見せていた。

今年はどのような姿になるか期待されていたが、この日は得意のスライダーを中心とした変化球主体の投球で、昨年同様に完投するものの被安打も多く失点もしていた。「調子は悪くなかったけど、真っすぐのコントロールが良くなかった。本当に力負け」と話した山岡投手だが、もっと相手を完璧に封じる力を持っていると思うだけに、物足りなさも感じさせた。

 

13球団スカウト視察、高評価相次ぐ

その山岡投手には日米合わせて13球団のスカウトが視察した。広島の苑田スカウト部長は、「前田のようにキレで勝負する投手。うちにはいないタイプだし、1位候補であることは変わらない」と話すと、巨人・山下哲治スカウト部長も「変化球で三振を取れるのが良い。精度は群を抜いている」と評価した。

確かに高校時にはキレで勝負するタイプで、高校生では打てないと言われた大きく曲がる鋭いスライダーを織り交ぜる投手だったが、社会人1年目では多少あまく入っても力で押す投球もできていた。

この日は新球のカットボールも投げるなど「収穫のある試合だった。都市対抗優勝まで持って行ける投手になりたい」と話したが、先発でも力押しできる投球を見せてほしい。そのピッチングができたとき、田中正義投手がいる中でも単独1位指名をしてくる球団が出てくるだろう。

ドラフト候補遊撃手の中山悠輝選手は、6番ショートで出場したもののノーヒットに終わり途中で代打を送られた。

 

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得意のスライダーなどで10三振を奪いながら、7安打4失点の結果に「調子は悪くなかったけど、真っすぐのコントロールが良くなかった。本当に力負けです」と悔しそうだった。

「甘く入ったら、打たれると思った。打者が上でした」と脱帽した。それでも172センチと小柄な体格から最速147キロの直球、スライダーを軸に、新球のカットも織り交ぜた。「収穫のある試合だった。都市対抗優勝まで持って行ける投手になりたい」と飛躍を誓った。

巨人の山下哲治スカウト部長は「変化球で三振を取れるのが良い。精度は群を抜いている」と高く評価した。

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