都市対抗野球東北2次予選では第1代表決定戦が行われ、JR東日本東北が都市対抗出場を決めた。JR東日本東北は都市対抗でも活躍が期待できる。また東海2次予選では新日鐵住金東海REXが都市対抗出場を決めた。
実力と勢い
JR東日本東北は5月8日から行われたJABA東北大会で、JX-ENEOSやNTT東日本、日本通運、日本生命といった強豪が参加する中で見事に優勝し、日本選手権出場を決めている。
そしてこの都市対抗2次予選でも、準決勝では11-4でトヨタ自動車東日本を下すと、この日もTDKを6-0でシャットアウトし危なげなく都市対抗出場を決めた。
桐蔭横浜大出身の181cmの左腕・西村祐太投手が球速こそ130km/h台だが、伸びのあるストレートで三振を奪うピッチングを見せ、リリーフでは145km/hを投げるサイドスローの加藤正志投手が抑えて完封リレーを決めた。
他にも151km/hを投げる内山拓哉選手など注目の投手がおり、この3人は都市対抗でも注目したい所だ。またルーキーながら巧リードを見せているのが東日本国際大出身の薗部優也捕手で、この大会でも新人賞に輝いた。
激戦区、第2代表
激戦区の東海地区は東海REXが2番目に抜け出した。愛知大学時代に大学野球選手権でも好投を見せていた水越太一投手が、持ち前の粘りの投球を見せて5-2で勝利した。
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