慶大・白村明弘投手が4回無安打で中日スカウトが外れ1位候補評価、法大・西浦直亨選手3ランで10球団スカウトにアピール

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 東京六大学の慶応大vs法政大の試合では、法大の西浦直亨選手と慶大・白村明弘投手が躍動した。

 春に猛打を振るった法政大、1番・大城戸匠理選手、3番・河合完治選手、4番・西浦直亨選手の活躍が目立った。しかし今季は大城戸匠理選手は12打数3安打で打率.250.河合完治選手は11打数1安打、打率.091、西浦直亨選手も11打数2安打で打率.182と調子が良くない。この日も大城戸選手は4打数1安打、河合選手は3打数ノーヒット、二人ともドラフト候補上位を狙える選手だったが暗雲が垂れこめてきた印象だ。

 その中でこの日は西浦直亨選手が4回に一時は逆転となった3ランホームランを放った。大学通算6号ではあるが長打を打てる遊撃手は魅力的で、この日も視察した10球団のスカウトにアピールした。西浦選手は今週にもプロ志望届を提出するようで、「進路がモチベーションになっています。」とプロ志望を決めたことで活躍ができている。

 一方、慶應大学は6回からリリーフしたドラフト1位候補・白村明弘投手が、最速148km/hを記録、ツーシームのキレが良く、4回をノーヒット4奪三振に抑えるピッチングを見せた。白村投手は「バッターが小さく見えた」と相手を見下ろすピッチングができた。

 白村投手の投球に視察した中日の中田スカウト部長は「一時の悪いときとは変わった。いの一番でいくかは別として、1位の力、12人に入る力がある」と話し、外れ1位候補に入ってくると評価した。白村投手には中日、広島のスカウトが評価が高く、外れ1位か2位までには指名されることになりそうだ。

慶大・白村、4回ノーヒッ投も不満/東京六大学  - サンケイスポーツ:2013/9/29

 東京六大学野球秋季リーグ第3週第1日(28日、法大3-3慶大=九回規定により引き分け、神宮)ドラフト候補のエース右腕・白村(はくむら)が六回からの4回を無安打1四球4三振無失点。最速は148キロで「ツーシームがよかったけど、まだストレートは納得できない」と不満を口にした。中日・中田スカウト部長は「ストレートで空振りのとれる数少ない投手。あとは先発できるようになってくるかだね」と見守っていた。

法大・西浦3ラン!10球団が視察  - デイリースポーツ:2013/9/29

 法大は慶大と引き分けた。今秋ドラフト候補の法大・西浦直亨内野手(4年・天理)が3ランを放った。春秋連覇を狙う明大は早大に先勝した。

 プロ注目の4番・西浦が貴重な一発を放った。2点を追う四回に逆転3ランを左翼席へ。五回に追いつかれたが、チームは2安打で14安打の慶大と引き分けただけに「自分のスイングをしっかりしようと思っていた」と、ほおを緩めた。10球団のスカウトの前でアピールに成功した右のスラッガーは「モチベーションにしています」と笑みをこぼした。

慶大白村、復活148km/h  - ニッカンスポーツ紙面:2013/9/29

 

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