国学院大・杉浦稔大投手が145km/h記録、巨人の山下スカウト部長が視察

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 東都大学リーグは国学院大と亜細亜大が対戦し、亜細亜大が優勝を決めた。国学院大はエース・杉浦稔大投手が2-2と同点の5回からマウンドに登ったものの6回に勝ち越しを許すと、8回にも1失点した。その後チームは1点を返したが3-4で敗れ、栄冠の獲得はならなかった。

 杉浦稔大投手は今シーズンは4勝を挙げたものの、春にケガをしてからは球威は140km/h前後で納得したピッチングはできていなかった。そして亜細亜大との優勝をかけたカードで1戦目で先発して敗れるとこの試合でも敗戦投手となった。杉浦投手は「まだまだだなと感じた」と優勝を逃した事を反省した。

 しかし「気持ちでいくしかないと思った」と投げたこの日は、常時140km/hを越えて最速は145km/h、5回3安打2失点も5三振を奪い、視察した巨人の山下スカウト部長も「春先の直球が戻ってきている。今季の中では一番」と話している。

 杉浦投手には巨人と共に広島もドラフト1位指名候補として注目をしている。良くなってきているようで、来週22日(火)からの中央大との大学生で最後の試合に全てをかけて登板し、24日のドラフト会議を待ちたい。

 勝てば望みがつながっていただけに、鳥山泰孝監督は「結果は紙一重だが、実際は紙一重ではない。監督の力量の差」と敗戦を受け入れた。初回に石川良主将の左中間2点二塁打で先制しながら、投手陣が力尽きた。2―2の5回から登板した今秋ドラフト候補右腕の杉浦は、5回を3安打2失点で勝ち越しを許し「余計なことは考えず気持ちで投げた。まだまだだなと感じた」と肩を落とした。

杉浦直球戻る  - ニッカンスポーツ紙面:2013/10/18

 

ドラ1候補、杉浦3敗目  - スポーツ報知紙面:2013/10/18

 

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