九州六大学リーグが開幕した。九州国際大は西濃運輸を辞めて入学した1年生の宮城知秀選手がホームランなど3安打を記録した。福岡大は来年のドラフト候補、唐仁原志貴投手が5回を1安打1失点に抑えて勝利投手となった。
春のホームラン王
九州国際大の宮城知秀選手は糸満高校でプレーをしていたが、西濃運輸の野球部に入部していた。しかし2年間で退部し今年、九州国際大に入学した。そしてこの春は4本塁打を放ちホームラン王となった。スイッチヒッターで右で2本、左で2本を放ち、周囲をあっと言わせた。
この日は3番セカンドで出場すると、7回には98mのレフトスタンドをライナーで越すホームランを放ち、3打数3安打といきなり活躍を見せた。
このパンチ力があり、スイッチヒッターでもある宮城選手、社会人では思うような活躍はできなかったが九州国際大でプロへの道を掴んだと思う。2017年のドラフト会議が楽しみになってきた。
唐仁原投手、轟木達也投手が好投
王者・福岡大学は九州大に6-1で勝利した。3年生で来年のドラフト候補、唐仁原志貴投手が5回を投げて1安打に抑えるも1失点したが勝利投手となった。
唐仁原投手は184cmの左腕投手で、1年生で明治神宮大会の亜細亜大戦に登板し3回で5奪三振を記録、2年春にはリーグ戦で5勝を挙げ、九大戦では1試合18奪三振を記録した。
キレの良いストレートと球持ちが良くバッターが見づらいフォームが持ち味で球速はまだ143km/h、しかしこのストレートが伸びればドラフトの目玉にもなる投手と言える。しかし、この夏の全日本選手権でも富士大の多和田真三郎投手と投げ合い9回3安打無失点と好投したが、球速は140km/h前後で奪三振は0という投球内容だった。
少しでも球速が伸びてくれれば、来年のドラフト1位候補となるが、果たして成長を見せることができるか。
また、2年生で最速147km/hを投げる轟木達也投手も3回を1安打無失点に抑えた。速球と鋭いスライダーで1年時から注目されたが、春は左足太ももの肉離れでベンチ入りメンバーからも外れた。今季で2戦目の先発を奪い、再来年のドラフト上位候補に入ってほしい投手。
- 来年(2015年)の大学生のドラフト候補一覧!
- 2016年の大学生のドラフト候補一覧!
- 2017年の大学生のドラフト候補一覧!
- 九州国際大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
- 福岡大学のドラフト候補選手の動画とみんなの評価
コメント
宮城知秀甲子園でてましたよ
軟式の選手じゃないっす