駒大・今永昇太投手が復活の投球、江越大賀選手は2盗塁

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 東都大学の駒沢大vs拓殖大の試合は、駒沢大のスーパーエース・今永昇太投手が復活の投球を見せ、駒大の躍進を予感させた。またドラフト上位候補の外野手、江越大賀選手は2盗塁を決めた。

駒沢のエース

 駒沢大のエースは今永昇太投手で間違いない。昨年春は6勝2敗を記録しチームは2位になったが、秋は1勝6敗と大きく負け越すとチームは6位で入れ替え戦に出ることになった。しかし今シーズンは今永投手が良さそうで、駒沢大も優勝候補となりそうだ。

 今永投手はこの日最速145km/hを記録、拓大・内田監督が「スピードについていけなかった。狙っていても打てない」と話す快速球を見せた。今永投手も1回は納得いく球では無かったようだが、2回に「足を速く上げたら良いボールがいった」と試合中にフォームを修正した。

 9回を投げて3安打10奪三振1四球で完封、最高のスタートを見せた今永投手、来年の注目左腕の一人に挙げられる。

 

江越大賀選手は1安打2盗塁

 この日の第1試合の亜大vs中大戦に日米14球団55人以上のスカウトが訪れたが、江越大賀選手も視察の対象になっていると思われる。181cm83kgの大型の体から抜群のパンチ力と共に50m5.8秒という俊足がある高い身体能力を持つ選手で、今年のドラフト1位候補にも挙げられる。

 ヒットは8回の内野安打で、それ以前にも2つの四球を選び2盗塁を決めるなど、この日は足でアピールした。江越選手は「最後ヒットになってよかった」と、まずは今シーズン初ヒットが出て安心していた。

 昨年のドラフト会議で北海道日本ハムから3位指名を受け、既に1軍で活躍を見せている岡大海選手も185cmながら50m5.8秒の足と150km/h以上の速球を投げる肩を持つが、江越選手は岡選手の身体能力に加え、守備、打撃で確実性を備えた選手といえる。ドラフト上位指名は間違いないだろう。

 

1年生、米満一聖選手が3安打

 また、駒澤大学の将来を担う1年生が活躍を見せた。敦賀気比高校で甲子園でも活躍を見せていた米満一聖選手が、6番DHで出場すると、4打数3安打を記録、2得点と勝利に貢献した。

 175cm65kgとまだ線は細いが、昨年のセンバツ大会では2番打者ながら甲子園でホームランを放つなどパンチ力もある選手。米満選手は「もっといい結果を残せるようにしたい」と話している。

 

 駒大・今永が散発3安打で自身2度目の完封勝利を挙げた。初回1死一、三塁のピンチを切り抜けると、2回からは右足を素早く上げるフォームに変えて制球が安定。

 「序盤は浮足だってしまったが、うまくまとめられた」と話した。打線は12安打で援護。「6番・DH」でフル出場した敦賀気比出身の1年生・米満が3安打デビューを飾り「もっといい結果を残せるようにしたい」と意欲的だった。

修正今永は完封 - ニッカンスポーツ紙面:2014/4/8

 

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