亜大・山崎康晃投手、今度は完封!広島スカウト視察

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 東都大学リーグでは亜細亜大のエース・山崎康晃投手が中央大学から12三振を奪い完封勝利を挙げた。この試合を視察した広島のスカウトがコメントをしている。

134球完封

 山崎康晃投手は中央大との1回戦で、序盤に球が浮き1失点してしまう。その後は抑えて5安打10奪三振1失点で完投勝利を挙げたものの納得はしていなかった。しかしこの日は初回から低めに球を集め最速は147km/hを記録、今年から解禁したナックルなども投げ、序盤から安定した投球をみせた。

 6回を投げたところで点差も付き、球数も多かったことから生田監督から交代を打診されたがそれを拒否、「東浜さん、九里さんがエースとして責任を背負っていたので」と二人のエースを見習って完投、134球を投げて4安打3四球12奪三振で完封した。

 これには生田監督も「エースとして良いピッチングをしてくれた。」と話し、「チームの信頼感も上がった」と絶賛した。亜細亜大の、東都の、大学のエースと言って良い投球だった。

 

広島のスカウトが視察

 この日は広島の高山スカウトが視察し、「前回よりもボールが切れていて、低めに集まってます。相手の打ち気を外す投球術も良くなっている。」と評価した。

 広島は地元出身の早大・有原航平投手、法大・石田健大投手がいるものの、山崎康晃投手を「頭一つ抜けている」と評価している。昨年ドラフト2位で獲得した亜大出身の九里亜蓮投手が既に1勝を挙げており、地元の選手を選択するかで悩ましいところだろう。

 この日もコンスタントに140km/h中盤を記録しており、球速、コントロール、そして投球術で評価された。チームのエースという重圧を背負っても、リーグ開幕にキッチリ調整をしてきた所も評価される。

 

山崎キラー?中大・神里和毅選手

 中央大の3番・神里和毅選手はこの日も2ベースを含む2安打を記録、これで初戦を含め山崎選手から6打数4安打(二塁打2本、三塁打1本)となった。プロ注目の投手からこの打撃は絶賛に値する。

 しかも3試合11打数で7安打を記録しヒット数を伸ばしている。来年のドラフト候補外野手に一気に上ってゆきそうだ。

 

 亜大のエース・山崎が中1日の登板で完封勝利。6連覇を狙うチームに開幕カードでの勝ち点をもたらした。中大を4安打に抑え、12奪三振。6回が終わったところで生田勉監督(47)から交代を打診されたが続投を志願。亜大の先輩・九里(広島)は昨秋のリーグ戦で先発6登板すべて完投勝利だっただけに「東浜(ソフトバンク)さん、九里さんがエースとしての責任を背負っていたので」と1人で投げきることにこだわった。

 7日の開幕戦は143球で1失点完投勝利。中1日で134球を投げきった。東浜(ソフトバンク)、九里(広島)ら、エースと呼ばれた先輩が最後までマウンドを守る姿を見てきた。冬場は連日ブルペンで200球を投げ込み「完投能力をつける練習をしてきた」。だからこそ、8点リードの展開でも続投を志願した。

 最速147キロの直球に加え、新球のナックルを初披露。3球全てボール球になり「まだまだ神宮では(使うのは)早いかな」と苦笑いしたが、常に進化を求める姿勢の表れ。エース右腕が、戦後初の6連覇を狙うチームを勢いづけた。 

今秋ドラ1候補 亜大山崎が12K完封 - デイリースポーツ:2014/4/10

 先輩である東浜(ソフトバンク)や九里(広島)の背中を見て“エース道”を学んできた。「大事な試合。『エースの自分が投げる。完投するんだ』と。中盤にバテましたけど、いい投球ができたのでは」。大黒柱として「1、3戦目をしっかり投げる」というテーマを完遂し、笑顔を見せた。生田勉監督は「今日の方が内容がよかったのは彼の成長。自信につながっただろうし、チームとしての信頼度もあがった」と目を細めた。

ドラ1候補、魔球ナックル解禁 - ニッカンスポーツ紙面:2014/4/10

 

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