大商大1年、榎本和輝選手が2打席連続弾、投手と4番の二刀流

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 関西六大学は大商大と大院大の3回戦が行われ、昨年覇者の大商大が勝利した。エースでドラフト候補の金子丈投手が今季3試合目となる1失点完投勝利を挙げた。またこの試合では1年生で4番に入った榎本和輝選手が特大の130m弾など2打席連続ホームランを記録した。

京都翔英から二刀流

 榎本和輝投手は昨年まで京都翔英でプレーしていた1年生で、高校時も1年生の夏に1試合2本塁打を記録するなど注目のスラッガーだった。また投手としても138km/hを記録し、2012年の秋にはエースとして近畿大会を制して明治神宮大会にも出場、また2013年センバツ大会にも出場し、1回戦の敦賀気比戦で敗れたものの完投している。

 プロからも投打に評価されたものの、プロ志望届は出さずに大商大に入学、大学では投手として登録されている。しかしこの日は4番DHで出場すると、大院大の好投手・大橋直也投手から初回に2ランホームランを放ち、4回には左翼席の高さ約20mの防球ネットを越して場外に消える、推定130mの特大ホームランを放ち、チームの勝利に大きく貢献した。

 次節からは投手として登板する可能性もあるということで、大学でも二刀流で行くようだ。個人的にはスラッガー候補として期待したいが、投手としてもどこまで成長するのか楽しみだ。

金子丈投手はまた1失点完投

 またエースの金子丈投手はこの日も9回を完投し5安打11奪三振1失点で勝利した。開幕の大経大戦で3安打8奪三振で1失点完投、大院大1回戦でも5安打8奪三振1失点で完投と、3試合連続1失点完投勝利となっている。

 完投するのはさすがだが、昨年春は4試合連続完封勝利をしていた。調子はまずまずと言ったところだろうが。プロも注目する金子投手のフォークを自在に操る投球が、来年はプロ野球でお披露目される事になりそうだ。

 

 大商大に怪物ルーキーが現れた。1年生ながら4番に座る榎本が、初回2死三塁に左翼席へ1号2ラン。4回無死二塁の第2打席では、左翼席後方の高さ約20メートルの防球ネットを悠々越える推定130メートルの場外弾を放った。

 「うまくバットに乗せられた」と自賛する連発は、OB・谷に並ぶリーグ記録。93年秋に、現在もリーグ記録の打率5割6分5厘を残し3冠王に輝くなど、同大学で「伝説」と称される谷でさえ、2連発を達成したのは3年時。榎本は、入学して約2週間でマークし、チームを勝利に導いた。

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