駒大、福岡工大城東出身の片山雄貴投手が7回3安打7奪三振で勝利、福岡パワー炸裂

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 東都大学リーグの駒澤大vs青山学院大の2回戦は5-1で駒澤大が勝利し、勝ち点を獲得した。この日は3回から2番手で登板した福岡工大城東出身の3年生・片山雄貴投手が7回7奪三振で無失点と好投し勝利した。打っても筑陽学園出身の下川和弥選手が3安打2打点、昨日の北筑出身の今永昇太投手と共に福岡パワーで2連勝した。

福岡出身

 2番手で登板した片山雄貴投手は福岡工大城東時代も注目された投手で、最速143km/hのキレの良いストレートを投げる。この日は3回から2番手で登板すると、7回を3安打1四死球、7つの三振を奪い無失点の好投を見せた。

 片山投手は昨年、公式戦8試合目にしてようやく初勝利を手にしたものの秋は1勝も出来ずにここまでリーグ通算2勝だった。しかし同じ福岡県出身で同じ3年生である今永昇太投手が3試合連続完封という記録を残す中で奮起し、この日の好投につながった。

 もしこの日の試合を落としていたら、3回戦は再び今永投手が登板する事だっただろう。4試合連続完封の記録がかかる試合で中1日で先発するのは条件としては厳しかったが、片山投手が勝利した事で今永投手は4月29日まで休養となり、万全の状態で4試合連続完封を狙える。王者・亜細亜大との対戦ではあるが、記録を達成した時に片山投手の好アシストがあった事を忘れないだろう。

 

打っても福岡パワー

 またこの日は3番遊撃手の下川和弥選手が3安打2打点の活躍を見せた。下川選手は4年生だが筑陽学園出身で同じ福岡県出身、高校時代は学年こそ違えど、3人とも知っていたのではないかと思う。

 福岡パワーで昨秋最下位だった駒澤大が再浮上する。そしてプロで「福岡」に錦を飾る!?

 

江越大賀選手は復活見せず

 今年のドラフト候補・江越大賀選手はこの日も4打数ノーヒットで結果を残せなかった。しかし8回には四球で出塁しダメ押しの2点につなげるなど、チームの勝利に貢献している。

 次の試合は亜細亜大、ドラフト1位候補の山崎康晃投手を相手に復活の打撃を見せるか。

 

 駒大3年生右腕の片山が、2季ぶりのリーグ戦勝利を挙げた。3回から2番手で登板すると7回を3安打7奪三振無失点。「ホッとしています」と胸をなで下ろした。前日は同じ福岡出身で同学年の今永がリーグタイ記録となる3試合連続完封勝利をマークした。グラウンドを離れても仲が良く、ともにももいろクローバーZのファン。「今永の負担を減らしてあげたいです」と頼もしい。29日からは亜大戦。西村亮監督は「きょうは片山がよく投げてくれた。あくまで挑戦者のつもりで戦う」と話した。

 3番・下川が二回の先制の2点二塁打など3打数3安打2打点と躍動。「きのう(15日)は(完封した)今永に勝たせてもらった。きょうは野手全員でがんばろうと、積極的に初球からいった」と笑顔がはじけた。今季19打数8安打、打率・421と好調だが、「首位打者? 狙いません。後ろ(4番)に(ドラフト候補の)江越がいるから、つなぐだけです」と照れた。

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