福岡六大学リーグの福岡工業大は3年生の田中宏征投手が7回からリリーフすると、146km/hを記録する速球で九州共立大を3回ノーヒットに抑えて勝利し勝ち点を奪った。また九州産業大は1,2年生投手の活躍で勝ち点を獲得した。
九共大に代わり
九州共立大はここ数年は川満寛弥投手(千葉ロッテ:2012年ドラフト2位)や大瀬良大地投手(広島:2013年ドラフト1位)、福地元春投手(現三菱日立パワーシステムズ)といった強力投手陣がいて注目された。しかし福岡六大学リーグにはそれにも劣らない選手層を持ったチームがあり、昨年は大瀬良大地投手がいながらも春、秋ともに九共大が優勝ができないレベルの高いリーグとなっている。
この日は福岡工大と九共大の試合が行われ、福岡工大は4-2で迎えた7回から3年生の田中宏征投手が登板すると、自己最速となる146km/hを記録したストレートで3回ノーヒットピッチング、九共大をねじ伏せた。昨日の3年生エース・笛田怜平投手の完封に続き、九共大から2勝して勝ち点を奪った。
また九州産業大もこの日の九州工大戦では2年生の高良一輝投手が6回1安打、1年生の井手亮太郎投手が1回1安打、2年生の森川祐至投手が2回1安打で完封リレーを記録した。井手亮太郎投手は九産大九州出身で、昨年はアンダースロー投手としてプロ8球団から注目された投手。大学に入りサイドスローとなるとこの日は自己最速の144km/hを記録した。
森川投手は185cmの大型右腕で148km/hを記録すると言われている。4年生のドラフト候補左腕・浜田智博投手も抜群の投手陣を抱える九産大と福岡工大、どちらが全国に出てきても注目される事になる。
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