大阪商業大・金子丈投手が8安打10奪三振で完封、関西学院大・中内洸太投手が3勝目

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 関西六大学ではプロ注目の大商大・金子丈投手が先発すると、この日は8安打を許し5四死球を与えたものの10奪三振で粘りの完封で龍谷大に勝利した。関西学生リーグでは関学大・中内洸太投手が3勝目。

通算19勝目

 大阪商業大の金子丈投手は188cmの大型右腕だが球速は130km/h中盤、ただし試合で半分くらいはフォークを投げ、ストライクを取ったり、空振りを奪ったり、打たせて捕ると自由に操る投手として、阪神などが高く評価をしている。昨年春に4試合連続完封を記録し、今年も開幕2カードで3勝を挙げていたが、京都産業大戦で3回途中で3失点思考版していた。

 この日は強豪の龍谷大と対戦し、9回で8安打5四死球とランナーを背負うピッチングとなったが、フォークで10三振を奪って得点を与えず完封勝利した。

 一時期は140km/h前後ながら大きなフォークボールを投げていた投手がいたが、現在のプロでは少ないタイプの投手と言える。金子投手がどんな形でプロで活躍するのか、大いに注目ししたい。

 

3勝

 関西学生リーグでは関西学院大vs関西大の対戦が行われ、関西学院大の2年生・中内洸太投手が9回5安打5奪三振2四死球1失点で完投勝利した。これで今季は3勝1敗とした。敗れた関西大のエースで3年生の石田光宏投手も3勝を挙げていたがこの日敗れて3勝4敗となった。

 関西学生リーグでは立命関大の桜井俊貴投手が4勝0敗、京都大の田中英祐投手が3勝2敗と各大学のエース投手が激しい競争をしている。

 またチーム成績でも関西学院大、関西大、立命館大が勝ち点2と大混戦模様になっている。最後に抜け出して優勝するのはどのチームか、そしてタイトルを獲得するのは誰か、今週も含めて残り4週の戦いに注目だ。

 

京産大、大商大が先勝/関西六大学 - サンケイスポーツ:2014/5/6

 京産大は3点を追う五回、3連打の後の失策や暴投などで5点を奪って逆転し、終盤にも加点した。大商大は金子が10三振を奪い完封した。

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