同志社大・大家淳徳投手が11回5安打18奪三振、立命大・桜井俊貴投手が完封で5勝

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 関西学生野球リーグでは、同志社大の4年・大家淳徳投手が延長11回1/3を投げて近大打線から18三振を奪うピッチングを見せたものの、延長12回に近大がサヨナラで勝利した。立命館大・桜井俊貴投手と京都大・田中英祐投手の好投手同士の投げ合いは、桜井俊貴投手が4安打8奪三振で今季3度目の完封で勝利した。

延長11回18奪三振も・・・

 同志社大の大家淳徳投手は4年生の左腕投手。最速は138km/hだが、制球力と投球術で1年目から活躍をしている投手だった。1年下に140km/h後半の速球を投げる柏原史陽投手が入り1戦目の先発を譲っていたが、先週、柏原投手が京都大に2敗しこの日は大家投手が再び1戦目の先発を託された。

 大家投手は初回に2点を失うもその後は安定した投球を見せ、8回まで3-2と勝ち越していた。しかし9回裏に四球で出したランナーをエラーでホームに返して同点に追いつかれてしまう。 延長12回に味方が1点を奪ったが、その裏に再び四球でランナーを出すと味方のエラーで同点に追いつかれここで降板し、その後交代した投手がサヨナラ打を浴びて敗れた。

 大家投手は11回1/3を投げて近大打線を5安打に抑え18三振を奪った。しかし、10四死球が点に結びついて敗れた。

 元横浜ベイスターズ、メジャーリーガーの大家友和投手の親戚として注目されていた大家淳徳投手だが、今年のドラフト指名は難しい状況となっている。今後社会人などで野球を続けて、再び実績を積み上げたい。

 

勝ち星争い

 立命館大vs京都大の試合は、ここまで4勝0敗の立命大・桜井俊貴投手と、ここまで3勝3敗の京都大・田中英祐投手の対戦となった。田中投手は立命館大打線を3安打7奪三振に抑える好投を見せたが2失点すると、立命大・桜井俊貴投手は4安打8奪三振で無失点に抑えて完封、桜井投手は5勝0敗となった。

 田中英祐投手は連投した前節の試合から中3日の登板で、「体が重くかなりしんどかった」と話した。しかし球速は自己最速タイの148km/hを記録し、実力の高さを示している。

 桜井俊貴投手は3年生でこれだけの成績を残し、高校時代もプロから注目されたが来年再びドラフト候補に名前が挙がる事になる。

 

 1回戦2試合が行われ、立命大が2―0で京大を破り、近大は延長12回、5―4で同大にサヨナラ勝ちした。

 立命大は4回に横川の適時打で先制し、6回には高島の三塁打で加点。桜井は4安打に抑えて今季3度目の完封で5勝目を挙げた。今秋ドラフト候補右腕の京大・田中は8回を3安打2失点で今季4敗目(3勝)。

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