東京六大学、慶大・明大貴投手が3回3奪三振無失点、法大・石田健大投手は6回10奪三振

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 東京六大学リーグ慶大vs立大の試合の2回戦は慶大が7-1で勝利し、昨日のお返しをした。

 昨日は1年生の沢田圭佑投手、田村伊知郎投手に4イニングで10三振を奪われ完封負けしたが、この日は沢田投手には2回1/3で無失点も3安打1奪三振と苦しめ、続く田村投手からは1イニングで3安打、3ランホームランなどで4点を奪った。

 投げては3年生の明大貴投手が7回から登板すると3イニングを1安打3奪三振に抑えて勝利した。明投手は慶應義塾高校時に1年生の時から活躍し大学でも野球部に進んだものの、肩痛から一時退部をしていた。その後再入部してから肩痛を克服し、この日は最速148km/hを記録、高校時から球速もアップさせた。慶應の救世主となりそうな投手だ。

 また法大vs東大の試合では、先発した3年生・石田健大投手が6回を2安打10奪三振で1失点(自責点0)と力を見せた。通算10勝目をマークした石田投手は、「2桁に乗ったのはうれしいが、まだまだ上はいる。目標は25勝です」と話した。今シーズンも含めてあと4シーズン、1シーズン4勝して目標に届く。そしてその目標を達成した時には、ドラフト1位指名候補となりそうだ。

 この試合では1番でレフトに入った大城戸匠理選手が5打数5安打4打点を記録、またドラフト候補の河合完治選手は4打数2安打4打点を記録した。

 1―1の7回から登板した慶大・明(みょう)が、3回1安打無失点の好投で初勝利。入学直後には右肩の故障に悩み、一時は退部。野球を諦めきれずに3カ月後に再入部しただけに「お世話になったいろいろな方に感謝したい」とウイニングボールを大事そうに握った。 自己最速を1キロ更新する148キロをマークした右腕に、江藤省三監督は「きょうは良かったから代える必要はなかった」と目を細めた。

 2回戦2試合が行われ、昨秋王者の法大が東大に連勝し勝ち点1を挙げた。先発の石田健大投手(3年)は6回2安打1失点(自責0)、10奪三振の力投でリーグ戦通算10勝目をマークした。慶大は明(みょう)大貴投手(3年)が立大戦でリーグ戦初勝利を挙げ、1勝1敗のタイとした。

 法大3年生左腕の石田が、140キロ台の直球を低めに集め10三振を奪った。6回2安打1失点で昨秋から4連勝。リーグ通算10勝目を挙げ「2桁に乗ったのはうれしいが、まだまだ上はいる。目標は25勝です」とさらなる飛躍を誓った。神長英一監督は「次につながる投球をしてくれた」と褒めながらも、2回の四球からの失点には「(走者を)出しても抑えるということが重要」と反省を促した。

法大・大城戸4打点「人生初です」/東京六大学  - サンケイスポーツ:2013/4/15

 大城戸が5打数5安打4打点と大活躍した。一回に先頭で中越え二塁打。その後、先制のホームを踏むと三、五回には適時打を放ち、「自分が出ればすばらしい打線になる。5打数5安打は人生初です」。神長監督も「思い切ったチームにするため、3番・一塁が多かった大城戸を1番・左翼にして、結果が出た」と勝ち点を得て満足顔だった。

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