帝京大・西村天裕投手が1失点完投、日体大は菅沼賢一選手が大学デビュー

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 首都大学野球リーグでは帝京大vs大東文化大の試合が行われ、帝京大の2年生、152km/h右腕・西村天裕投手が先発すると、5安打1失点で完投勝利を挙げた。

 西村投手は176cm92kgの体格で1年生からリリーフとして登板し、昨年の秋のリーグ戦では150km/hを記録し注目されていた。この日は4回までパーフェクト、長いイニングに慣れていないこともあってか徐々に疲れが見え、7回に3者連続ヒットでノーアウト満塁の場面を迎えるが、タイムリーヒット1本に抑えて1失点だけに抑えた。その後は9回に147km/hを記録するなど再び力を入れて投げ、完投勝利となった。

 2年生という事で2年後の2015年ドラフトの目玉になる可能性を持っている。これから名前が何度も挙がる投手となるでしょう。

 また日体大vs城西大の試合では、1年生・菅沼賢一選手が6番ライトで出場し、タイムリー3ベースヒットを放った。菅沼選手は吉永健太朗投手(早大)や横尾俊建選手(慶大)、高山俊選手(明大)、畔上翔選手(法大)のいた日大三の優勝メンバーで、夏の甲子園では6番を打ち2本塁打を記録していた。

 他の選手と同じく大学進学を目指し、亜大の推薦に合格し1月からの練習に参加したものの、練習方法が合わずに入学を辞退、その後日体大の古城監督が声をかけてくれ、1年遅れで入学が決まり、この日のデビューとなった。

 菅沼選手は入学を辞退したことについて「苦しいと思ったらそこまで。なんでもプラスに考えた。」と話した。甲子園でいつも笑顔でプレーしていた菅沼選手らしい決断だった。

 亜大といえば、昨年の大阪桐蔭の優勝メンバーだった田端良基選手も今年推薦入学で合格し、入寮も済ませていたがその後、入学を辞退し退寮している。いろんな話しを耳にすることもあり心配な面もある。

 かつての輝きを取り戻した。2点リードの5回、1点を追加し、なお2死三塁。菅沼が低めの変化球を捉えると、打球は左中間を破った。「久々の試合で打てて気持ち良かった」。リーグ初安打がダメ押しの適時三塁打となった。

 日大三3年夏の甲子園で、打席で笑みを浮かべる表情から「ニヤニヤ王子」と呼ばれ、6番打者ながら2本塁打をマーク。優勝に貢献した。ところが進学予定だった大学で練習方針などが合わず、入学辞退。「苦しいと思ったらそこまで。何でもプラスに考えた」。練習を続けながら、声を掛けてくれた古城隆利監督(43)を慕い、日体大に進んだ。当時のエース・吉永(早大)らが活躍する中、1年遅れで迎えた大学デビューだった。

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